3/20-22二子玉川ライズ S.C.開業9周年記念イベント 地域連携でクラフトビール、売上げから地域活動への寄付も

二子玉川ライズS.C.は3月20日(金・祝)~22日(日)の3日間、開業9周年記念イベント me×rise 2020あしたのあたりまえ「未来図」を二子玉川ライズ ガレリアで開催します。

 2011年3月にオープンした二子玉川ライズS.C.は、開業9周年を記念して「サステナブル(持続可能な)」をテーマとした「環境に優しい商業施設」への第1歩となるアニバーサリーイベントを企画。大人も子どもも「ゼロ・ウェイスト(ごみ自体を出さない未来を考える)」を楽しく体感できる、地域と産学連携ギャラリー展です。

 企画の「目玉」は、「ゼロ・ウェイスト」を宣言した徳島県上勝町でクラフトビールを醸造する「RISE & WIN Brewing Co.」とコラボレーションした、二子玉川ライズ S.C.オリジナルクラフトビール。二子玉川ライズ屋上庭園の菜園広場で収穫したさつまいもを原料とした「rise SP Ale」と、二子玉川ライズ S.C.カラーの「青」を表現した青いサワービール「rise blue Ale」(330ミリリットル/瓶、各 770 円税込)の2種を会場で特別販売します。

二子玉川ライズ S.C.のオリジナルクラフトビール
二子玉川ライズ屋上庭園の菜園広場でさつまいも収穫した様子

 会場では、徳島県上勝町の取り組みを紹介するパネル等の展示や、地域の活動に関する展示も行います。

 ビールと同イベントの売り上げの3%は、一般社団法人 二子玉川エリアマネジメンツの多摩川河川敷における活動・かわのまちアクションに寄付される仕組み。同活動は、二子玉川の水辺環境の保全と水辺での楽しく安全な利用を目指し、2016年3月から定期的に続けられています。

 NPO法人せたがや水辺デザインネットワークとの共催で、地域内外の水辺環境の専門家や行政と連携し、地域の子どもたちが水辺の観察授業等で使う場所の清掃・整備のほか、国道246号高架(新二子橋)の落書き消しなどを住民や企業、行政・教育機関・団体の有志と共に行い、その調査結果についても広く地域へ公表しています。

二子玉川かわのまちアクション(2018年3月マルタウグイ産卵環境づくりの様子 画像提供:二子玉川エリアマネジメンツ)

 同企画を担当した二子玉川ライズS.C. 副総支配人の小板真博さんは、企画の意図について「開業から9周年を迎え、二子玉川ライズ S.C. のエリア内だけではなく、多摩川や国分寺崖線など豊かな自然資産を有する二子玉川という街全体を見据え、街と共存していくための『サステナブルな取り組み』のきっかけにしたい」と話します。

企画をした二子玉川ライズS.C.の皆さん(中央が副総支配人の小板真博さん)
me×rise 2020あしたのあたりまえ「未来図」 スタッフが着用するオリジナルTシャツ

 商業施設が地域の人々と共にまちづくり活動に関わることで、持続可能な取り組みを支援していく。イベントやキャンペーンにもその街ならではの物語が感じられれば、訪れる人の記憶にも残り、もっと多彩に楽しんでいただけるかもしれない…そんな二子玉川の「サステナブルな最初の取り組み」に参加するため、ぜひご来場ください。

 開催時間は11:00-17:00。

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の予防のため、当初予定していた実施コンテンツに一部中止・変更が生じています。また、今後も状況により変更が発生した場合は、公式サイトで随時更新されます。

【関連URL】
9th Anniversary キャンペーンサイト me×rise 2020あしたのあたりまえ「未来図」
イベントインフォページ(二子玉川ライズ S.C.公式サイト)

名称
二子玉川ライズ S.C.
所在地
東京都世田谷区玉川2-21-1

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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