4/10(金)国立成育医療研究センターで献血会を緊急開催、輸血用血液不足の事態受け

画像提供: 国立成育医療センター

 世田谷区大蔵の「国立成育医療研究センター」は4月10日、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛などの影響により、輸血用血液の不足の事態を受けて献血会を緊急開催します。

 日本赤十字社、関東甲信越ブロック血液センターによると、外出自粛要請が始まった3/26~4/6の10日間で協力者が大幅に減少し、約1万人の献血協力者分が不足しています。  

 国立成育医療センターでも、「大量出血を伴う出産、手術される方、小児がんや白血病などで輸血を受ける患者さんなどの命を守るためには、献血が必要」としており、献血への協力を呼び掛けています。

 同センターは呼び掛けに際して「厚生労働省は献血は外出自粛の対象ではないとしています。発熱、風邪のような症状、味覚障害、嗅覚異常などがある場合、体調が優れない方などは参加をご遠慮ください。献血前に確認事項の画像をご確認の上、ご参加いただければ幸いです」と発表しています(国立成育医療研究センターFacebookより)

【参考資料】緊急事態宣言下でも献血は必要です(日本赤十字社 2020/4/7発表)  

 フタコロコの取材に対し、同センターの広報担当である近藤さんは「緊急献血会に対して多くのお問い合わせやご協力のご連絡をいただいており、心から感謝しています」とコメントをくださいました。

 献血会の詳細は下記の通りです。

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<献血にご協力ください!>
新型コロナウィルス感染拡大の影響で献血会の中止が相次いでおり、輸血用血液確保が難しくなってきております。
妊婦さん、子ども達を救うため、ご協力をお願いします。

 日時:4月10日(金)12:00-16:30
 場所:国立成育医療研究センター北玄関前(象のモニュメント前)

どなたでもご参加いただけます。同センター職員も参加します。

画像提供: 国立成育医療センター

名称
国立成育医療センター北玄関前
所在地
東京都世田谷区大蔵2-10-1

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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