ここまで、コラム♯8~♯11で、私が二子玉川地区の地域活動に関わるようになったきっかけや、二子玉川地区にゾーン30が導入された経緯について、書いてきました。
今回は、少し趣向を変えて、このシリーズ・コラムの究極の目的である「どうすれば、交通事故が減るのか」に立ち返って考えながら、全国的に広がりつつあるゾーン30について紹介してみたいと思います。
以下は、警視庁(東京都)だけのサイトですが、ゾーン30が数多く広がりつつあることが分かります。
警視庁HP
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/doro/zone30/index.html
全国的にも、ゾーン30の導入は進みつつあります。以下のニュース(サイト)を観ると、京都、愛知、三重などでも、広がっていることが分かります。
2017.12/7
日本経済新聞
住宅街の速度規制「ゾーン30」 凸凹設置進まず
ポールでの狭さくや蛇行設備 警察庁まとめ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24358080X01C17A2CC0000/
2018.2/9
産経ニュース
京都府八幡市が通学路に可動式段差 試験運用、4月に実用化へ
http://www.sankei.com/region/news/180209/rgn1802090046-n1.html
2018.3/4
毎日新聞
ゾーン30 余内小周辺に 舞鶴署員ら、安全通行呼び掛け /京都
https://mainichi.jp/articles/20180304/ddl/k26/040/258000c
2018.3/11
毎日新聞
ゾーン30面積、県内最大231ヘクタールに 四日市・羽津地区 /三重
https://mainichi.jp/articles/20180311/ddl/k24/040/095000c
2018.3/13
東愛知新聞
豊橋市が交通安全計画アクションプラン策定
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/2576
なお、上記サイト中に出て来る、盛り上がりを作る「ハンプ」は、注意しないと、老人などの肢体不自由者、車椅子利用者、視覚障害者にとり、かえってバリアが増す可能性もあるため、導入する際には、慎重に検討する必要があるかもしれません。まだ取り外し可能な実験だけのようではありますが。
しかし、下記サイトにも記載がありますが、ゾーン30の認知度がまだまだ低いことは今後の課題だと思います。不断の普及、啓発活動が必要でしょう。
Get Navi web
最近よく耳にする「ゾーン30」って何? 自動車ユーザーなら絶対に知っておきたい基礎知識
http://getnavi.jp/vehicles/108262/
次回コラム♯13では、二子玉川地域での、自転車マナー向上キャンペーンについて触れていきます。
【コラム:ココロを扱うお仕事です】♯11 二子玉川ゾーン30④ゾーン30制定後
http://futakoloco.com/column/otaki/4941/