二子玉川 防災情報案内 (2023年8月更新)

 二子玉川エリアは、多摩川に南面し国分寺崖線を背に東西に広がった、自然豊かな「かわのまち」です。一方で、洪水や増水、土砂災害の影響を受けやすい地形でもあることから、普段からハザードマップなどで危険区域や避難所などについて知っておき、自身とご家族の身を守る対策を各家庭で行うことが大切です。

 玉川町会など地域組織と在二子玉川企業で構成する会議体「二子玉川100年懇話会」では、災害時の迅速な避難行動を見据えた情報の体制づくりに設立当初から取り組んでいます。玉川1〜4丁目にある掲示板のベースシートを「震災対策マップ」にし、地域内での情報共有に努めています。

みんなが安心して暮らせるまちづくりのために

 二子玉川のまちメディアであるfutakolocoでも、いざというときのために役に立つ防災の最新情報をインターネットで発信し、実際に地域での取り組みなども積極的に参加し記事でレポートすることで「みんなが安心して暮らせるまちづくり」の広報と普及につとめています。

 (最新更新:2023年8月8日)

二子玉川掲示板プロジェクト 2018年3月20日号より・最新版「震災対策マップ」※クリックして拡大表示→画像長押しで保存ができます

1. 防災・災害対策一覧(世田谷区公式ページ内ポータルサイト)

 防災や災害対策に関する情報は災害の内容によっても異なるため、情報量は膨大であり、一度に知るには限界があります。また、常に最新の情報を確認しておくことが重要です。下記の世田谷区ポータルサイトを常日頃からチェックしておくことが、最も有効な防災行動につながります。

 同ページでは、具体的に下記のような情報を一覧で見ることができます。
水害時・土砂災害時避難所について
風水害に備えましょう
●家庭の備え
●災害時の情報収集
●マニュアル・マップ等の資料
●各種申請・申込
●水害・雪害・土砂災害対策
●日頃から知っておきたい防災情報
●区の防災対策・計画・方針等
●防災地域版
●東日本大震災関連情報(被災地支援・放射線量ほか)
●令和元年台風第19号に関するお知らせ

2.【最新版】世田谷区洪水・内水氾濫ハザードマップ(多摩川洪水版、内水氾濫・中小河川洪水版)をご確認ください!

世田谷区では、区内における水害に関する情報を提供し、事前の備えに役立てていただくこと等を目的に、浸水の予想される区域や浸水の程度、避難所等の情報を記載した世田谷区洪水・内水氾濫ハザードマップ(多摩川洪水版、内水氾濫・中小河川洪水版)を作成し、配布しています。

洪水・内水氾濫ハザードマップは令和5年7月に更新されました。主な改定内容は:
・「水害時避難行動判定フロー」のレイアウト変更
・想定についての説明を表紙から各マップ右上へ移動
・各マップの凡例のレイアウト等変更
・「水害時の情報入手方法」のレイアウト等変更

世田谷区洪水・内水氾濫ハザードマップ(多摩川洪水版、内水氾濫・中小河川洪水版)より
「水害時避難行動判定フロー」(世田谷区洪水・内水氾濫ハザードマップより)

水害などの自然災害に対しては、日頃からの備えがとても重要です。いざというときのために自宅周辺の地理や避難所の位置を確認し、家族で避難時の行動について話し合い、マイ・タイムラインの作成などで準備しておきましょう!

「風水害に備えましょう」のページもあわせてご覧いただき、風水害に備えてください。

※洪水ハザードマップは、想定した降雨量に基づいたシミュレーションの結果であり、あくまで避難の際の目安としてご利用いただくものです。個々の住宅における浸水の程度を示すものではありませんので、ご承知おきください。またマップに示した浸水の予想される範囲以外でも、状況によっては浸水する可能性があります。

3. 新型コロナウイルス感染症に関するまとめ

 令和元年12月以降、新型コロナウイルス関連肺炎の発生が報告され、都内では令和2年1月15日の患者発生の報告以降患者の発生が続きましたが、令和5年5月8日より、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、原則隔離の2類相当から季節性インフルエンザと同等の5類感染症に変更されました。

 5類移行後も引き続き発熱等の症状があり医療機関を受診する場合は、必ず事前に医療機関へ電話でご相談ください。また、予約方法や検査方法等は医療機関ごとに異なりますので、受診予定の医療機関に電話でご確認ください。医療機関を受診の際はマスクの着用をお願いします。

 予防方法や最新の感染動向、感染症の対応・相談窓口のほか、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策などについて、世田谷区のポータルサイトをご確認ください。

4. 二子玉川2019水害の記憶

 「二子玉川郷土史会」(会長:原佳子)が2020年10月に発生した台風19号の被害をまとめた冊子「二子玉川2019水害の記憶」です。

 流域に大きな被害をもたらした台風19号では、地域内でも浸水が発生したことを受け、「街の記憶や郷土史家としての記憶を整理し、記録することで将来に伝えたい知恵や提言もまとめておくことは会の使命」とし、同冊子をまとめました。

 futakoloco参考記事:二子玉川郷土史会が台風19号の被害をまとめた冊子「二子玉川2019水害の記憶」制作

 同記録は、オンラインで閲覧できるPDF版のほかに、全30ページの紙製冊子版があります。紙製の冊子の入手方法については、同会へ直接お問合せください。なお、futakoloco編集部が置かれている、(一社)二子玉川エリアマネジメンツの駅前情報拠点「Futako Fun Base」にも常備しています。数に限りがありますので、お越しの際は事前にご確認いただければ確実です。

二子玉川2019水害の記憶(PDF、クリックするとサイトへ飛びます)
『二子玉川2019水害の記憶』PDFへ飛びます(QRコード)

5. futakoloco 防災関連記事

futakolocoは地域メディアとして、2017年3月の創設以来、「できるかぎりタイムリーに正確な情報」をモットーに地域の防災情報をお知らせしてきました。

2019年10月20日に飛来した「令和元年東日本台風」時の被害の様子や地域で開催された防災イベント、多摩川の堤防工事の様子などを地域住民自身が記者となって伝えてきました。「災害に強いまちづくり」のための貴重な活動記録です、ぜひお読みください。