7/15(土)「アート×コミュニティスペース にこぷら新地」で田園都市線沿線交流会、初開催

東急田園都市線の高架下のスペースを活用して作られた、地域住民が自主運営するコミュニティ施設「アート×コミュニティスペース にこぷら新地」で7月15日(土)、「田園都市線沿線まちづくり交流会」が初開催される。

同所は二子新地〜溝の口駅間の複々線化によって生まれた高架下の利用について、東急電鉄と二子新地駅周辺住民(町会、商店街、まちづくり団体、市民)によりワークショップが行われて2014年7月15日にスタートした地域の交流拠点。

•地域活動や情報発信をする拠点
•アート創作や発表を行える場所
•地域の生活文化を発信する拠点
•地域・沿線のさまざまな人が交流し、楽しさを生み出す場所

地域住民からの提案を受け、東急電鉄が建設し、沿線地域のために提供しており、住民主体の組織・特定非営利活動法人DT08(ディーティー・エイト)が施設運営している。

地域の人々のための場所であり公共施設的な性格をもっているが、「行政(自治体)の設置した公共施設」ではないことから、使途に自由度があり、「自分たちの手で、自分たちの場所として、育てていくことができる」場所。

同所オープン3周年と、玉電の玉川〜溝ノ口開通90年も記念して企画した同交流会。同NPOの川崎泰之理事長が、これまで交流してきた同沿線のさまざまなまちづくり活動を行う人々に声を掛けて実現した。

田園都市線は比較的「新しく作られた街」が多く、「新住民」が多いといわれる沿線。各街でのまちづくり活動は活発であるが、沿線単位でつながる「沿線コミュニティ」が芽生えていないことから、街を持続させていくためのエリアマネジメント的な提言を沿線単位で行なうという狙い。

川崎さんは「田園都市線沿線には様々なまちづくり活動を行っている方々がいらっしゃいますので、初開催の今回は楽しい話、役に立つ話が聞けるよい機会だと思います」と話し、参加を呼び掛けた。

二子玉川からは二子玉川エリアマネジメンツ代表の佐藤正一さんと当ウェブメディアFutakoloco(二子玉川まち情報プロジェクト)編集長の小林直子が登壇する。同所の川崎さんのほか、溝の口、梶が谷、宮崎台、鷺沼、たまプラーザ、つきみ野から全13人が沿線まちづくり活動リレートークを行う予定。

開催は16時〜18時。参加無料。定員は50人で要事前申し込み(info@dt08.org)。18時からは懇親会(会費2,000円)。

「にこぷら新地」入り口

にこぷら新地

http://dt08.org/nicopla/

名称
にこぷら新地
所在地
川崎市高津区二子2-6-47 にこぷら新地

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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