【Pon’s Works】#30 「ドッグエリアのがわ」2022年度 前期のポスター&チラシ

のがわドッグエリアの会のポスターとチラシを年に2回作らせていただいて5年目

前期ポスターの主役は、黒いラブラドール・レトリーバーの男の子。たぶん4才。やんちゃだけど愛嬌のある性格で、飼い主さん曰く、「写真を撮っても、いつも黒い塊になってかわいくない。イラストなら、その点かわいらしさが出せるのではないかと、と期待しています。」とのこと。

毎回、担当の吉田さんから頂くコメントによって、どんなワンちゃんか想像して構成を考えます。

こうして、ご提供くださる何枚もの資料写真には愛情が詰まっていて、素敵に仕上げたい気持ちでいっぱいになります。この責任重大なプレシャーは、やる気がアップする大切なスパイス。力がでてくるタイミングを見計らって集中して描いていきます。

黒ラブちゃんは、難しかった。裏面のメガネの黒ラブちゃんは、ギャング感が出ちゃって可愛いらしさや若々しさが薄くメインでは使えずボツに。新たに、歯の白さや舌のピンク色、目の輝きを一番のポイントにして制作しました。これは、いいぞっと、自画自賛できたので採用しました。依頼してくださった方々の笑顔が想像できるところまでくると、モノづくりは苦しくも楽しく幸せな仕事だと思います。

活動に参加されたい方は、登録手続きが必要になります。詳しい内容は、野川ドッグエリアの会のHPをご覧ください。

https://www.nogawadog.com/

開催日にはスタッフが常駐されるそうで、直接お声かけくださっても良いそうです。

「しつけとマナーアップ講座」では、犬を飼っている方なら、利用登録なくても参加できるそうです。お近くの方は散歩がてら、愛犬と共に遊びに行かれてはいかがでしょうか。

「ドッグエリアのがわ」とは?

野川緑道が小田急線と交差する角にある、きたみふれあい広場の一画(喜多見9丁目)で、2009年11月からほぼ毎月1回、土日の午後各3時間、小規模ドッグラン「ドッグエリアのがわ」が開催されています。

この小さなドッグランは、2005年11月に住民有志がはじめた署名活動がきっかけとなり、世田谷区後援で開催されているそうです。主催している「野川ドッグエリアの会」は、人と犬が共生する地域社会をめざして、この場所を拠点に飼い主同士がゆるやかなネットワークでつながり、マナー向上や防犯・防災へつながるように願って活動をされているそうです。

名称
のがわドッグエリア
所在地
東京都世田谷区喜多見9丁目25番地先

この記事を書いた人

本城晴美

イラストレーター/デザイナー/ハンドメイド作家/NPO法人せたがや水辺デザインネットワークスタッフ/ポンこと本城晴美。富山県生まれ。セツモードセミナーで絵を学ぶ。キャッチ&エラーで好きなことをとことん派。多摩川の自然と子ども絵を描くことが好き。みんなでモノづくりを楽しみたい。