(一社)二子玉川エリアマネジメンツは10月3日から9日まで、区立兵庫島公園内の一角で水辺の使い方実験イベント「Mizube Fun Base Week2022」を開催します。開催資金のクラウドファンディングプロジェクトも残すところ4日!9月26日現在、115人の方々からご支援をいただだき、目標額の83%まで到達しています。いろんな意味であとちょっと。「申込し忘れていた」「声掛けしようと思ってた人がいる」などなど、どうぞあと一押しのご支援をよろしくお願いいたします。会場となるMizube Fun Baseの最近の様子をレポートします。
さてこの連休は、先週に続き台風に見舞われました。プロジェクトページでもお伝えしている通り、Mizube Fun Baseは、多摩川河川敷の浸水域に位置し、公園の一角を占める公共空間です。
台風に見舞われると私たちは…
これが何を意味するかというと、一定の増水基準に達する前に設置物を河川区域外へ「自分たちで」撤去しなければいけない、ということです。つまり、各種天気予報や河川水位などを注視し、危険のないタイミングで運び出すことが必要ですが、こう言ったリスクを踏まえながらの事業運営の体制をつくっていくことも、水辺を活かしたまちづくりの使命です。
したがって、先週と今週末、スタッフは完全には気が休まらない時間を過ごしました(笑)。今回の水辺の使い方実験イベント 「MizubeFunBaseWeek2022」 もこういった、安全な水辺利用のための対策や防災対応を構築し訓練することも目的のひとつ、としていますので、よい機会となりました(少しやせ我慢気味?)。
MizubeFunBaseで「こどもえんにち」初開催!
しかし、昨日9月25日三連休の最終日は台風一過の秋晴れ。Mizube Fun Baseでは地元二子玉川在住の子どもたちによる「子ども縁日」が開催されました。さすが「フタコ(25)の日」!
企画の構想は今年の春。二子玉川では、春の一大行事「ハナミズキフェスティバル」も、盆踊りも、お祭りのお神輿も中止になっています。コロナによる行動制限を長きにわたり受けている子どもたちが、屋外の広い空間である水辺で元気な声をあげて走り回って笑い合える機会をなんとかつくりたい、保護者の方からのそんな思いになにか協力できないだろうか、というところから始まりました。
こちらの記事にある通り、企画をしたのはfutakoloco子ども記者のせいしろうくん。futakoloco編集部にも相談し、Mizube Fun Base「ひろばプラス2022」事業での開催が決まりました。詳しくはこちら→河川敷利活用事業Mizube Fun Baseについて
運営の子どもたちは、数週間前から宣伝のために商店街へ回ったり、世田谷区二子玉川まちづくりセンターへ出向いてフライヤーの掲示を申請しに行ったり、当日のゲームや景品を手作りしたり。子どもたち自身がやりたい、と思うことを自分たち自身が店員となってやれる範囲でやる。大人はあくまでそのサポートです。
そういう思いに太陽さんが微笑んでくれて、一日中青空の下、400人近くの親子が集まってくれました。
シャボン玉を追いかけて走り回る子どもたちの姿や、100円玉を片手に一生懸命計算してお釣りを渡す姿。浴衣を着て遊びに来てくれた女の子たちもいて、スタッフ一同、心からすてきな風景を作ってくれた子どもたちに感謝して眺めていました。
二子玉川の水辺は、多摩川によって作られた豊かな自然を有する、地域みんなの憩いの場所。その恩恵に感謝しながら、自然の脅威への備えを両立していけるように日々模索しながら進んでいます。もっと楽しく使いやすくするために、みんなで未来のかたちを考えたい!水辺の使い方を実験するMizube Fun Base Week 2022開催へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
クラウドファンディングプロジェクトページはこちら↓
【ご支援の締め切りは9月30日(金) 23時59分まで】
- 名称
- Mizube Fun Base(世田谷区立兵庫島公園内)
- 所在地
- 世田谷区鎌田1