2/25(日)多摩川BBQ広場で「カワサキキャンプ in 多摩川」防災知識を楽しく身につけよう!

「災害を乗り越える知識を、アウトドアスキルを通して『楽しく』身につけよう!」をテーマにした防災キャンプ「カワサキキャンプ in 多摩川」が2月25日(日)10時~15時、開催されます。場所は「川崎市多摩川緑地バーベキュー広場」。最寄駅は東急田園都市線二子新地駅ですが、二子玉川駅からも徒歩圏内です。

 これまで「Tamagawa Camp」として川崎市内で展開していた防災キャンプが更にバージョンアップし、防災キャンプ体験の講習、減災「食」のワークショップ他地元グルメやマルシェも大集合。フードロス削減にチャレンジする「FOODLOSS SUMMIT in KAWASAKI」も同時開催です。

 主催の「カワサキキャンプ実行委員会」に開催への思いや目的についてお話を伺ったところ、下記のようにコメントをくださいました:

東日本大震災以降、個人の防災意識は高まっているが、備蓄用品を実際に活用し、避難先で近所の方々との連携を考えたとき、普段地元とのつながりが薄い私たちは、ほとんど何もできないことに気づきました。そこで、「不安や気づきの解消」、「協働の大切さを学ぶ」、「興味を持ってもらえる避難訓練・防災訓練」などの視点で、キャンプという楽しいイメージを柱に、防災をテーマにしたイベント「TAMAGAWA CAMP」を多摩川河川敷で開催しました。

 そしてこの防災プログラムをマンションや保育園、農園などに広めていくことで、中部と南部は既存イメージを変えるさまざまな試みを始めていて、北部は野菜をアイコンに農地や里山など昔からある風土の良さを再定義しようという動きが始まっています。

 また、今回から「カワサキ」を主語にしたことで、防災/減災に限らずさまざまな市内の団体が協働できるようになり、シビックブライドを育てていくキーワードが防災と減災。今の時代にまさに求められている主語の設定かと思います。

この変革と再定義を今流にアレンジして実践しているのが、カワサキノサキがやっているさまざまな活動で、中でも防災/減災は重要なコンテンツになっているんです。

 「今回からカワサキを主語にした」とある通り、イベントの実施をサポートされてきた川崎市建設緑政局総務部企画課の水辺活用担当にも経緯や目的をお伺いしました:

多摩川は、首都圏における貴重な自然資源であり、「川崎の母なる川」として市民に親しまれています。昨年の4月に発足した「水辺活用担当」では、市民や流域自治体との協働・連携の取組により、更なる水辺のにぎわいの創出や利用環境の向上を推進しています。

 今回、高津区二子の多摩川緑地バーベキュー広場で開催される「カワサキキャンプin多摩川」は、水辺の賑わい創出が図られるだけでなく、実践的な体験を通した防災意識の向上が期待されます。また、大山街道で開催される「大山みちまちウィークエンド」との相乗効果が図られるとともに、対岸の二子玉川の地域の方々にも広報の面で御協力をいただくことができ、今後の流域連携を発展させていくきっかけになることを期待しています。

 二子玉川は会場の対岸である多摩川左岸に位置していますが、世田谷区と川崎市は2014年12月24日、包括連携協定を締結しており「多摩川によってつながり、鉄道や街道によって人が往来、交流する連携・連続した地域としてとらえ、互いの持つ資源や特長を活かしながら連携及び協力し、それぞれの地域の活性化及び持続 的成長に向けた取組を推進する」ことを目指しています。

 行政区画を越えて、「災害を乗り越える知識を、アウトドアスキルを通して『楽しく』身につける」好機、ぜひ足をお運びください。

///////開催概要/////
▼イベント名
カワサキキャンプ in 多摩川

■イベントの主旨
災害を乗り越える知識を、アウトドアスキルを通して「楽しく」身につけよう!

■イベントの見所
Tamagawa Campとして市内で展開していた防災キャンプを更にバージョンアップ!!防災キャンプ体験の講習、減災「食」のワークショップ他地元グルメやマルシェも大集合します。

日時:2018 年2月25日(日)10時~15時
会場:川崎市多摩川緑地バーベキュー広場
主催:カワサキキャンプ実行委員会 / 多摩川緑地バーベキュー広場共同事業体
協力:カワサキノサキ / STEPCAMP / 減災ラボ / トカイナカヴィレッジ / トビラ / 二子玉川エリアマネジメンツ
後援:川崎市/国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所

カワサキキャンプ

https://www.facebook.com/kawasakicamp/

名称
川崎市多摩川緑地バーベキュー広場
所在地
川崎市多摩川緑地バーベキュー広場

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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