【内覧会速報!】二子玉川路地裏再生エリア「柳小路」に「南角」 ふたこビール醸造所など食の日常拠点に

二子玉川の裏路地再生エリア「柳小路」に11月30日(金)、「南角(みなみかど)」がオープンします!

「柳小路 南角」外観

 洗練されたモダンな雰囲気で3階建ての新築建物「南角(みなみかど)」。大正・昭和期の二子玉川がの料亭街のにぎわいを思わせる柳小路の風情とマッチした、木造の宇宙船を頂いたような特徴ある建物の外観です。コンセプトは「二子玉川で生活する人々(暮らす人・働く人)から支持されるような、訪れた人にとっても魅力的で何度も足を運びたくなるような“街場感”」。「できるだけローカルに親しみやすいテナントで構成することを心掛けた」と同施設の開発担当者。1階・2階に飲食店6店舗(詳細は過去記事参照)が入店しています。

 編集部の注目その①は、「ふたこビール醸造所」(2階)。2015年に「二子玉川でビール醸造所を作りたい!」という夢を掲げてスタートした「ふたこビール」(ふたこ麦麦公社)が、ついにこの場所で夢を実現しました。これまで、ビールなどの商品が二子玉川エリアのさまざまな店舗で取り扱われ、また、商業施設内のイベント出店や二子玉川のまちづくり団体が主催する河川敷でのイベント「Tamagawa Brew」など、各種イベントで街を盛り上げてきた同社。地域で最も愛される「地ビール」ブランドとして定着しています。

ふたこビール醸造所内観
「ふたこ麦麦公社」代表の市原尚子さん
Woodberry Coffee Roastersの木原武蔵さん(ふたこビール醸造所で)

 いよいよ二子玉川の一等地に居を構え、実店舗を発進するにあたり、パートナーとして迎えたのは用賀を拠点にコーヒー文化を発信する「WOODBERRY COFFEE ROASTERS」。「世田谷ものづくりコラボ」から一体何が生まれるのか、目が離せません。

 オープンに当たり「珈琲ビール」と「二子玉川オリジナルブレンド」を開発。お天気がよい日には同店から歩いて5分の多摩川河川敷へテイクアウトしていただくのは、まさに二子玉川スタイル。ビールに合うフードやランチタイムメニューもあるそうなので、ぜひ同店のサイトやSNSをチェックしてください。

●ふたこビール醸造所(フタコビールジョウゾウショ、ブリューパブ)
※限定メニュー:珈琲ビール
営業時間:11時30分~23時30分まで(ラストオーダー:23時)
定休日:無(ただし年末年始等を除く)

 編集部の注目その②は「PARIYA(パリヤ)」(1階)。1996年に創業したデリカテッセンで、二子玉川は全国7店舗目。旬の素材を生かした彩り鮮やかな「メイン」「サラダ」「サイド」から1品ずつ選び組み合わせたランチボックス(920円~=テイクアウト、1140円~=店内)は、ボリュームたっぷり。

PARIYA店内
ケーキがショーケースに並ぶのが二子玉川店の特徴。
ランチボックス+ショートケーキ

 二子玉川店の特色は「ショートケーキ」などの各種ケーキの用意があること。「食事をしなくても、カフェとしての利用もできるので、一日のどの時間でもご利用いただけます」と同店の担当者。ほかにパーティープラン(食べ放題+飲み放題+ジェラート/2時間制)もあり、日常使いに重宝しそう!

●PARIYA(パリヤ、デリカテッセン)
営業時間:11時30分~22時まで(ラストオーダー:21時)(仮)
定休日:不定休

玉川高島屋S・C

https://www.tamagawa-sc.com/

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所在地

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住20年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。最近は生まれ育った西多摩の多摩川および秋川の水辺界隈でもじわりわくわく活動中。

暮らしを起点にした「本当にクリエイティブな社会」のタネを自らのアンテナで見つけ、リアルに伺った物語を記録し続けることがいま、とっても楽しいです!