玉川福祉作業所内に自主生産品ブランド「irodori」ショップがオープン

 世田谷区立の知的障害者通所施設である玉川福祉作業所の自主生産品ブランド「irodori」のショップが4月14日、オープンしました。

 irodoriは、「Smile is Best!」をコンセプトに掲げ、「All OK!な社会の実現に向け笑顔を生み出す、モノ・コトをみなさんにお届けするブランド」。作り手の感性そのままに、豊かな色彩感覚を活かして、暮らしが楽しくなるアイテムを生産しています。

 これまで、イベントや展示会での販売のほか、約10店舗での委託販売を行っていましたが、今回、「一坪ショップ」として作業所建物内1階入り口すぐの場所に開設しました。

 展示会などで使用できる解体可能なショップ設え一式を活かし、利用者や訪問者が商品を目にすることができるようなスペースを作業所内に常設したかったそうです。「自分たちが制作した作品が実際に販売されているという実感が湧き、制作意欲につながるのではないかと思います」と、担当職員の眞塩恵さん。

ショップ前で。玉川福祉作業所の眞塩恵さん(2021年4月16日)

 irodoriは、2019年度「世田谷区障害者受注拡大・工賃向上推進事業補助金」を受けて、コンサルタントの導入や設備整備、デザイナーによるプロダクトリデザイン、専門家による商品化のヒントなどを得てブランド化を推進しました。この補助金制度は、障害者施設での仕事が単価の低い受注作業が多く、設備が整わないことから生産性が低いという理由で平均工賃月額が低水準にとどまっている現状を解決し、施設で働く障害者の経済的自立を支援することを目的としています。

 商品は、ビーズ刺繍、はた織り、刺し子、陶芸などの技術を駆使したアクセサリーや鍋敷き、バッグやTシャツなど。同福祉作業所の約60人の利用者全員がそれぞれ制作にあたっており、まさに個性が生きた「色とりどりで、一期一会な商品ラインナップであることが特長」(眞塩さん)。

 作業所内ショップの営業日は月〜金(水=午前のみ)。営業時間は10時〜12時、13時〜15時。

色とり「鳥」なデザインのTシャツ。
人気の高い「刺繍ビーズ」アクセサリー。

【irodori Facebookページ】

https://www.facebook.com/tamafuku.irodori.7

【irodori Instagramページ】

https://www.instagram.com/irodori_tamafuku/

【世田谷区立玉川福祉作業所】

https://www.oomishima.jp/publics/index/15/

世田谷区立玉川福祉作業所・外観(入口)

名称
世田谷区立玉川福祉作業所
所在地
世田谷区玉川1-7-2

この記事を書いた人

こばなお

こばなお

futakoloco 編集長。二子玉川エリア在住16年。出版社勤務を経て、ローカルニュース記者からロコカタリスト(地域の触媒)へ!「街の記録係」「Story Teller」という視点を核に、活動を続けています。

玉川町会100年懇話会事務局担当。(一社)二子玉川エリアマネジメンツ職員。 フリーランスで公民連携分野のライターをぼちぼち。二子玉川カヌー部部員。

多摩川流域生まれ&育ち。座右の銘は名前のごとく”straight from the gut”。