ユニクロ二子玉川店が地元NPOへスタッフユニフォーム寄贈

水辺シーズンを迎えた6月4日、野川での「せたがや水辺の楽校 水辺ガサガサ」(NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク主催)で、ユニクロ二子玉川ドッグウッドプラザ店から同NPOへスタッフユニフォームの寄贈式が行われました。

 同NPOは、2000年から二子玉川エリアの多摩川・野川河川敷で地域や子ども向けのさまざまな活動を行っており、「産官学民子」を掲げて地域のまちづくり団体や企業と協調したプログラムも提供。毎年4月末に開校式が行われ、月に一度の水辺ガサガサなどを冬まで実施。今年度2回目となる6月は、参加者が親子で116人にもなるほど地域に定着しています。

 ユニクロ二子玉川ドッグウッドプラザ店は、2016年4月に店舗面積を拡大しリニューアルオープンしたことを契機に、ナショナルチェーンでありながらも地域活動へ参加・支援することをスタート。今年4月より、同NPOとの連携が生まれ、その第一歩としてユニクロで販売されている速乾性のポロシャツ60着をユニフォームとして提供することが決まったそうです。

 当日の水辺ガサガサに参加した櫨中(ハゼナカ)店長は、野川護岸階段で参加の子どもたちに挨拶。「現在、都会では自然の中で遊ぶことが難しくなっている中、二子玉川の特徴でもある自然に触れ合いながら子供の成長をサポートし、一緒に楽しめる水辺デザインネットワーク様の取組みに、ユニクロの服を着用し、快適さや機能性を体感して頂きたいと考えています。また、楽しい家族の思い出、成長の思いで作りに参画し、ユニクロの服を身近に感じて頂ければ幸いです」とお話されました。

 また、ここまで同NPOと連携を進めてきた同店長の堀さんは、二子玉川の地域は住民(町会)を主体とした様々な街づくり活動を積極的に実施しており、企業や行政と連携した街づくりに取り組んでいることから、「歴史や地域住民を大切にし、新しいものを積極的に取り組み、融合させて計画的、長期的な街づくりを目指している地域の取組みに積極的に参画して行こうと考えた」とその理由を明かしました。

 同ユニフォームは同NPOの子どもスタッフへも支給されました。同NPOスタッフお手製のステンシルで描かれたロゴマークを背に、早速誇らしげに着用し活動する姿が印象的でした。

6月4日の様子

ユニクロ二子玉川ドッグウッドプラザ店

http://www.rise.sc/shop/detail/10220/

名称
ユニクロ二子玉川ドッグウッドプラザ店
所在地
世田谷区玉川2

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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