【ゆかが行く!】ヘアードネーション(後編)”エコな美容師”和食雅子さんに切ってもらいたい!

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 さて、ドネーションを実際にするときに、私には切ってもらいたい美容師さんがいました。

 以前、「映画とキャラメル」という映画会を一緒にやったお友達で、「環境配慮型美容師」の和食雅子(わじきまさこ)さん。同じく映画会をやっていた下北沢かまいキッチンのオーナーさんがヘアードネーションをするのに和食さんに切ってもらったと聞いていたので、私もお願いしよう、と決めていました。6月28日17時に予約が取れたので、早速行ってきました。

田園都市線に乗って三軒茶屋のクーナ ヘアアンドギャラリー(Cuna hair+gallery)
最初にドネーションシートを書きます(任意で書かなくてもいいそうです)
けっこう長くとれますよ~

 和食さんは美容院の一席を借りて、お客さんを迎えるというフリーランスの美容師さん(「面貸し」というそうです)。なので、今回は和食さんが借りている三軒茶屋の「クーナ ヘアアンドギャラリー」さんでカット。「ヘアードネーション」についてや、和食さんの「環境配慮型美容師」についてなどのお話しを聞きました

 和食さんは、勤めていた美容院で電気や水をどんどん使うやり方に疑問を持ったそうです。シャンプーのボトルは空ボトルを捨て、新しいボトルが入ってくる。なんとか、詰め替えにできないかと相談してみたものの、そのシステムを変更するには、工場から何から変えていく必要があり、とてもできそうにない。美容院の中で自分だけが「環境配慮型美容師」つまり「エコな美容師」になりたいと思ってもなかなか難しい・・・。自分で美容院をやるしかないのか?と思っていた時、たまたま以前の職場から独立した「クーナ ヘアアンドギャラリー」の店長さんに会い、「面貸し」という方法を知り、「できることをやっていこう」と2009年からフリーで「エコな美容師」をやることにしたそう。(和食さんは再生可能エネルギ100%の電気の送電を目指すグリーンピープルズパワーのスタッフでもあります。)

 そんなお話を興味深く伺っているうちに、あっという間にショートボブになっていました。ボブになるまでは20分。その後、シャンプーしてカッコよくカットしてもらいます。

バラバラにならないようにしっかり束ねます
自分でどうぞ、ということで、カットしま~す
必要な人に届けられますように!

 洗い流しは「炭酸に変えられますよ」と教えていただいたので、炭酸をチョイス。私は、皮膚病があるので、いつもと違うシャンプーを使うのはちょっと怖いと思っていたので、ありがたかったです。シャンプー(せっけん?)を使わずにスッキリして快適!

ザクザク6本の毛束ができました!
スッキリ短くなりました

 帰り際、クーナ ヘアアンドギャラリーの姫島店長さんとお話ししたら、なんと大分出身とのこと。同郷で、親近感!!

和食さんと、店長の姫島さん。
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 切った髪の毛を袋に入れて持ち帰り、レターパック(370円)で自分で郵送します。受領証もいただくために、返信用封筒も準備して、7月2日にポストへ投函しました。

ドネーションシート、受領書用の返信用封筒、髪の毛を入れて、ポストに投函!サロンによっては、送付を代行してくれるところもあるそうです。

 どうぞ、必要な人に届きますように・・。

環境配慮型美容師わじちゃん、ありがとう!またお願いします~

 髪を切った翌日、小学生で、「髪切っちゃったの?長いほうがよかったのに~」と言ってくれた子がいて、だったらまた伸ばしてドネーションしようかな~と思ったのでした。一生に一回くらいヘアードネーションできるかな、と思ってやってみたけど、まだまだ元気なので、もう1回くらいできるかも~

 ヘアードネーションまではちょっと難しいという方は、先日ご紹介した、二子玉川の蔦屋書店で開催中の企画展でグッズを購入したり、直接お金を振り込んだりという支援の仕方もあります!企画展は7月20日までですのでお早めにどうぞ。

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で子どものアトリエを始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」に引っ越し「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開中。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク事務局。