城南信用金庫瀬田支店、特殊詐欺被害防止への取り組みを強化

 近年、振り込め詐欺や「アポ電」等、特殊詐欺被害は年々多様化・巧妙化しており、その被害は増加傾向にあります。

 2020年10月13日、城南信用金庫瀬田支店へ「海外から帰ってきた息子からお金が必要と言われ、150万円引き出したい」と利用客が来店した際、担当職員の機転で詳細を確認のうえ玉川警察に連絡、駆けつけた警察官と対応したことで詐欺被害を未然に防いだという事件がありました。同支店は後日、玉川警察署に表彰を受けました。

特殊詐欺の未然防止で玉川警察より贈られた表彰状

 城南信用金庫はこの事件を機に「引続き、警察と連携を深めながら、お客様の大切な資産をお守りできるよう、職員一同さらに励みたい」として、特殊詐欺被害防止への取り組みを強化しています。具体的には、「個人利用客が100万円以上の現金をお持ち帰りされる場合には、所轄警察署に連絡の上、警察官の立会い」のほか、「一部利用客のATMでの出金額制限」「一部利用客のATMでの振込制限」「城南信用金庫本店屋上から特殊詐欺被害防止のメッセージを載せたアドバルーンを打ち上げ」「注意喚起を添えたティッシュ配布を随時実施」しているそうです。

 金融機関が「手続きに多少時間がかかっても、大切な資産を顧客と一緒に守る」という姿勢のもと、具体的な防止策を実施することで、特殊詐欺被害を発生させない環境や社会が実現するでしょう。ぜひ高額の現金などのやり取りの際には、下記のフライヤーをご確認ください。

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※城南信用金庫では「金融機関の枠を超えたお客様応援企業」として地域の皆様のお役に立てるよう全力で活動しております。お困り事やお悩み事などございましたら、城南信用金庫瀬田支店へお気軽になんでもご相談ください。

城南信用金庫 瀬田支店:東京都世田谷区瀬田3-3-5 ℡:03-3700-7181

城南信用金庫ホームページ

名称
城南信用金庫 瀬田支店
所在地
東京都世田谷区瀬田3-3-5

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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