大雨の季節が終わり、渇水期に入ったことから、兵庫島公園一帯の多摩川河川敷で築堤工事のための準備が進み、すでに仮囲いなども設置されました。現在の兵庫島公園一帯の風景を画像でご紹介します。(画像はいずれも11月19日~23日撮影)
二子玉川地区の築堤は、無堤防区間(コヤマドライビングスクール付近から二子橋付近までの左岸)からの溢水を防止する対策として令和5年度までの完成を目指して実施しています。(無堤防解消プロジェクトこれまでの資料はこちら<京浜河川事務所公式サイト>)
10月中旬以降、河川敷の除草・測量等が行われ、兵庫橋から野川沿岸、多摩川本流沿岸には仮囲いが設置されています。今回の工事では「(仮称)新兵庫橋」橋台設置や進入路拡幅などの整備が行われることから、工事車両の通行のため歩行区域等に一部制限・変更が生じています。
また、今工事では、根固めブロック製作ヤードや土地改良ヤード、仮設詰所資材仮置ヤードを必要とすることから、世田谷区立兵庫島公園の多摩川側のエリア一帯に立ち入ることができなくなっています。今年度の工事は来年の出水期前(5月末)までの予定です。
なお、国土交通省京浜河川事務所は、多摩川堤防整備に関する住民等を対象とした「二子玉川地区水辺地域づくりワーキング」を12月5日に開催します。今回のワーキングでは、前回ワーキングで意見が出された、堤防天端の通行と兵庫橋撤去後の代替機能等に対する事務局案の説明と、その後意見交換が行われる予定です。
開催はオンライン形式で、参加にあたっては所定の申込先(電話/FAX/オンライン受付フォーム)へ必要情報(氏名、住所、連絡先=電話番号およびメールアドレス)の登録が必要です。対象は玉川町会とその近隣の在住者です。申し込み締め切りは12月1日(水)、先着順です。くわしくは、【二子玉川 水辺まちづくりレポート】⑭記事、もしくは京浜河川事務所の公式サイトページをご覧ください。
令和5年度まで続く築堤工事です。二子玉川の水辺を普段から利用している方々が、地域の大切な憩いの場として一緒に未来を描いていくためのこの機会にぜひご参加ください。
★世田谷区の都市再生推進法人である(一社)二子玉川エリアマネジメンツは、国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所および世田谷区と連携し、地域の自然資産であり、人々の大切な憩いの場である多摩川の治水対策に伴う工事状況などについて、「二子玉川 水辺まちづくりレポート」で地域の方々へ正確な情報をタイムリーに紹介しています。(過去のレポートはこちら)
- 名称
- 二子玉川兵庫島公園
- 所在地
- 世田谷区玉川3-2