環八沿いに「ふたこビール瀬田醸造所&Unagiya Tap Room」がオープン!

店舗入り口に立つオーナーの市原尚子さん(2月7日)

 2015年2月5日(フタコの日)に創業し、先日7周年を迎えた「ふたこビール」(ふたこ麦麦公社)。2018年11月30日には、二子玉川の裏路地エリア「柳小路 南角」2階に「ふたこビール醸造所」を開店し、地域の人びとの交流の場としてにぎわっています。地域に根づき、愛されているふたこビールの新たな拠点が、瀬田5丁目の環八通り沿いにできたということで、早速レポートします。

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 店名は「ふたこビール瀬田醸造所&Unagiya Taproom」。環八通り沿いのバス停「玉川病院入り口」前の2階建ての建物にあります。店内1階にはレジカウンターと、2-3人のスタンディング席。2階には大小のテーブル席があり、現在は15席用意されています。2階のテレワークコーナーには電源とWi-Fi (無線LAN) が完備、仕事や自習室としての利用が可能です。

 ビールのタップは7口あり、現在は4種類のクラフトビール「Yuzu Pale Ale」「Hoppy Wheat」「Unane Pale Lager」「7周年記念ビール 257黒糖スタウト」(いずれもレギュラーサイズ=770円~)。

 そのほか「Unagiya自家製おでん」(3種盛り480円~)や「ふたこ流ポテトサラダ」(480円)、「霧降高原豚の自家製リエット」(660円)、といった軽食の用意も。

 店内の一角には同店オリジナルグッズを販売するスペースもあり、オリジナルTシャツ(3,300円)や長袖Tシャツ(4,400円)、トートバッグ(1,650円)、パーカー(5,500円)が並べられていました。デザインをよくよく見ると「FUTAKO BEER」の文字やうなぎ、花、蛇口、歯ブラシ、靴などのイラストが描かれていますが、「日常の中にビール」というコンセプトが表現されているそうです。

オリジナルグッズのTシャツとトートバッグ。

 オーナーの市原尚子さんに二子玉川店との特色の違いをうかがうと、「さらにゆるさが加速しています。住宅地や生活の場に近い立地のため、いつでも気軽に立ち寄っていただけるような雰囲気」とのお答え。

 瀬田店はかつてうなぎ屋さんとして営業されていた場所。5年ほど前から市原さんが倉庫として借りていて、2つ目の醸造所に適したよい物件となかなか出会えなかったこともあり、ここで開店することを決めたのだそうです。

 「最初はビール醸造設備を設置できる条件面で探していたけれど、店舗の立地という面から見た時に、駅から少し距離がありながらも二子玉川駅からも用賀駅からも徒歩圏内にあるここが実はちょうどいい場所だと考えた」と市原さん。また、「ここでお店をやることはこの地域の活性化につながるのでは、と思った」とも。

 今後、2階のスペースにある小さな仕込み釜を使い「醸造体験」を開催したり、春ごろからはバルコニーを貸し切りったBBQプランなども考えているそう。また、Unagiyaオリジナルグラス(2,200円、ビール1杯付きで毎回利用の際に通常価格から50円引き)を店内の棚にキープしておける「置きグラス制度」といった楽しい企画についても話してくださいました。

unagiyaオリジナルグラス

 営業は、新型コロナウイルスの感染状況を見つつ行い、現在のところ水~金=16:00-20:30、土・日=12:00-20:30に開店しています。状況に応じて変動的なため、インスタグラムを確認するか、電話で問い合わせすると確実とのことです。

【お問合せ】電話: 03‐6432-7025  メール: setabrewery@gmail.com

【アクセス】東京都世田谷区瀬田5-2-1 田園都市線 用賀駅 徒歩10分

 

 

名称
ふたこビール瀬田醸造所&Unagiya Tap room
所在地
東京都世田谷区瀬田5-2-1

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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