フラワーランド(瀬田農業公園)で2つのイベント「春の花まつり」「瀬田フラワーランドの集い」

緑が気持ちの良い5月、花と緑の癒しの空間「フラワーランド(瀬田農業公園)」で2つのイベント「春の花まつり」(5月11日・12日)と「瀬田フラワーランドの集い」(5月18日)が行われます。

フラワーランドは、閑静な住宅街の中にあり、よくお手入れされた花や樹木の生き生きとした姿を見ることができるほか、ビオトープにはカモのつがいが住んでいて、地域で大切にされている空間です。正式名称は「区立瀬田農業公園」で、世田谷の農業の中で大きな役割を果たしてきた花卉園芸(観賞用植物の生産)を中心に、「花づくりのできる公園」として昭和61年5月に開園した、区民参加によるエコロジカルな公園づくり、環境に配慮した循環型園芸の普及を目指している公園です。

園内には、観賞用の花壇や植え込みのほか、育苗室や圃場、作業庭、講習室などがあり、花のあるまちづくり活動の支援センターとして、園芸相談や園芸講習会を行っています。また、その担い手となる人材を育成するための「花づくり教室」の開催や、卒業生による「フラワーランド友の会」の活動拠点として、多くの方々の手によって支えられています。

この時期はなんといってもバラ。園内にはバラのアーチがあり、赤白ピンク黄色のバラトンネルは圧巻です。今週末から2週続いて催される各イベントでは、園内のバラをはじめとする色とりどりの植物の開花を楽しみながら、さまざまな楽しい体験をする機会です。

5月11日(土)12日(日)10:00-15:00「フラワーランド花まつり」

5月のフラワーランドは、バラ(およそ50品種100株)をはじめとする色とりどりの花が園内を彩っています。「ハーブ香るブーケづくり」(11日)、「自分で作る培養土と草花苗のさし芽 『フラワーランド流培養土の作り方』」(同)、「夏を涼しく彩る朝顔のポットあげ」(同)、「園内の花でミニブーケ」(12日)、「たねダンゴづくり」(同)のほか、「みどり33募金苗頒布」「スタンプラリー&花壇ガイド」「菊づくりの相談」など。

※体験コーナーへの参加はイベント当日開始時間15分前から整理券配布。参加者多数の場合は抽選。その他詳細は下記フライヤーでご確認ください。

※荒天時はプログラムを変更・中止する場合があります。

5月18日(土)10:00-15:00「第33回瀬田フラワーランドの集い」

地域有志「瀬田フラワーランドの集い実行委員会」による各種模擬店(焼きそば、フランクフルト、わたあめ、ポップコーン、おもち、飲み物など)、お楽しみコーナー(輪投げ、ヨーヨーつりなど)、苔だま教室(玉川法人会第3支部主催)、チャリティ花苗配布(13時開始予定、100円以上の寄付で花苗をプレゼント。寄付金は団体を通して地域の緑化のために活用されます)など、年に一度のにぎやかなイベントです。 ※小雨決行、荒天中止(順延なし)

詳細はこちら(世田谷区公式サイト内)

名称
フラワーランド(瀬田農業公園)
所在地
世田谷区瀬田5丁目30番1号

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住20年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。最近は生まれ育った西多摩の多摩川および秋川の水辺界隈でもじわりわくわく活動中。

暮らしを起点にした「本当にクリエイティブな社会」のタネを自らのアンテナで見つけ、リアルに伺った物語を記録し続けることがいま、とっても楽しいです!