世田谷区「洪水・内水氾濫ハザードマップ」最新版発行!水災害時の避難行動等に備えましょう

世田谷区では、区内における水害に関する情報を提供し、事前の備えに役立てていただくこと等を目的に、浸水の予想される区域や浸水の程度、避難所等の情報を記載した「世田谷区洪水・内水氾濫ハザードマップ(多摩川洪水版、内水氾濫・中小河川洪水版)」を作成し、配布しています。このたび、2024年7月に最新版が発刊になりましたのでお知らせします。

同マップが掲載されている世田谷区洪水・内水氾濫ハザードマップ(多摩川洪水版、内水氾濫・中小河川洪水版)世田谷区公式サイト内ページでは、ハザードマップのPDFデータを表示・ダウンロードすることができるほか、「耳で聴くハザードマップ」およびデイジー版(デジタル録音図書の国際標準規格)の貸し出しについての案内もあります。

洪水・内水氾濫ハザードマップ2024(令和6)年7月版の主な改定内容は:
(1)一時避難施設(車中避難)の変更: 玉川高島屋S・Cガーデンアイランド→玉川野毛町公園
(2)「風水害時の情報入手方法」に防災ポータルを追加
(3)「内水氾濫・中小河川洪水版について」説明文の時点修正
(4)「中小河川洪水浸水想定区域」の凡例変更(紫色→ピンク色)
(5)白地図への番地追加・「水害時避難行動判定フロー」のレイアウト変更
・想定についての説明を表紙から各マップ右上へ移動
・各マップの凡例のレイアウト等変更
・「水害時の情報入手方法」のレイアウト等変更

洪水・内水氾濫ハザードマップ(多摩川洪水版)データ(PDF版)

洪水・内水氾濫ハザードマップ(多摩川洪水版)(2024.07版)

洪水・内水氾濫ハザードマップ(内水氾濫・中小河川洪水版)データ(PDF版)

洪水・内水氾濫ハザードマップ(内水氾濫・中小河川洪水版)データ(2024.07版)

水害などの自然災害に対しては、日頃からの備えがとても重要です。いざというときのために自宅周辺の地理や避難所の位置を確認し、家族で避難時の行動について話し合い、マイ・タイムラインの作成などで準備しておきましょう!

世田谷区公式サイト内の「風水害に備えましょう」のページもあわせてご覧いただき、風水害に備えてください。

(注意)
洪水ハザードマップは、想定した降雨量に基づいたシミュレーションの結果であり、あくまで避難の際の目安としてご利用いただくものです。個々の住宅における浸水の程度を示すものではありませんので、ご承知おきください。またマップに示した浸水の予想される範囲以外でも、状況によっては浸水する可能性があります

紙媒体での配布窓口

futakoloco「二子玉川 防災情報案内ページ」も更新しました

二子玉川のまちメディアであるfutakolocoは、いざというときのために役に立つ防災の最新情報をインターネットで発信し、実際に地域での取り組みなどへ積極的に参加してレポートすることで、「みんなが安心して暮らせるまちづくり」の広報と普及につとめています。

トップページのバーに表示されている「二子玉川 防災情報案内」では、防災・災害対策や新型コロナウイルス感染症に関するリンクなどを一覧にして掲載しています。

「二子玉川 防災情報案内ページ」(2024.8.23更新)

そのほか 「二子玉川郷土史会」が作成した2020年10月発生の「令和元年東日本台風」による地域被害をまとめた冊子「二子玉川2019水害の記憶」の掲載のほか、二子玉川ロコである記者が地域で開催された防災イベント、多摩川の堤防工事の様子などを伝えてきた「災害に強いまちづくり」のための貴重な活動記録を一覧にして紹介しています。ぜひお読みいただき、ご活用ください。

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住20年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。最近は生まれ育った西多摩の多摩川および秋川の水辺界隈でもじわりわくわく活動中。

暮らしを起点にした「本当にクリエイティブな社会」のタネを自らのアンテナで見つけ、リアルに伺った物語を記録し続けることがいま、とっても楽しいです!