第47回世田谷区たまがわ花火大会に約27万人来場 翌日クリーン作戦に1050人参加

10月4日、多摩川河川敷で秋の祭典「第47回世田谷区たまがわ花火大会」が開催され、来場者は約27万人に上りました。

同地での花火大会は1994年以降、二子玉川駅付近の二子橋を基点に、世田谷区側と川崎市側でそれぞれ同時に開催されています。川崎市側では「第84回 川崎市制記念多摩川花火大会」として実施されており、名称と主催は異なります。

2018年からは開催時期が8月から10月に変更され、例年の来場者数は世田谷区および川崎市を合わせて50〜60万人とされています。

当日は時折雨が降る天候でしたが、打ち上げ開始の1時間ほど前から多くの人が集まり、開始時には雨が弱まる時間帯もありました。大会は予定どおり実施され、会場等で大きな事故の報告はありませんでした。

今年の花火は、風が吹いていなかったことと雨雲が出ていたことなどから、煙が多くかかり、それが幻想的だった、という声が多く聞かれました。

翌5日には、河川敷など周辺地域で一斉清掃活動「多摩川クリーン作戦」が朝8時から行われました。兵庫橋や宇奈根会場など3カ所の受付には、地域住民や地元企業、学生など幅広い世代の約1050人が参加。昨年の約750人を上回り、手袋・ごみ袋・火ばさみを手に清掃を行いました。多摩川の水辺環境を守る取り組みとして、地域の協力が広がっています。

名称
二子玉川緑地運動場
所在地
東京都世田谷区鎌田1丁目1−1

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