10/14(土)15 (日)瀬田玉川神社例大祭 神輿の市街地巡行が見所、黄金の御朱印も

瀬田玉川神社の例大祭が今週末10月14日・15日に行われます。

 戦国時代の16世紀中頃の創建で、17世紀に入ってから「長崎四郎右衛門嘉国」が社地を寄進して現在地に移したとされる同神社。長い間「御嶽神社」と呼ばれていましたが、1908(明治41年)に在郷の小社数祠を合祀(ごうし)して「玉川神社」となり、後に瀬田・玉川両地区の氏神様として「瀬田玉川神社」と呼ばれるようになったそう。

 対外的にあまり知られていないかもしれませんが、毎年10月の第3日曜に行われる例大祭は、瀬田交差点を中心とした環八通り付近を巡行する「瀬田神輿(みこし)」と、二子玉川西地区ふれあい広場(国道246高架下ふれあい広場)を神酒所として吉沢橋(鎌田3)から二子玉川駅を通り抜け二子玉川ライズ(玉川2)を巡行する「玉川神輿」の2つが出御(しゅつぎょ)するのです。

 各地区から集まった人々や子どもたちが祭礼の衣装をまとい、国内でも有数の交通量がある環八通り、国道246号(玉川通り)に一時交通規制を行って、神輿を担ぎ太鼓や山車(だし)を引きながら街を練り歩きます。特に、2011年の開業時から玉川神輿が渡御(とぎょ)している二子玉川ライズ周辺では、二子玉川駅の改札前や両側に商業施設が立ち並ぶ玉川通り、屋根が架けられた吹き抜け空間ガレリアでは担ぎ手の掛け声が響き渡るため、「臨場感がある」と来街者にも毎年好評です。

境内では、300年の歴史があり保存会によって受け継がれている「瀬田囃子(ばやし)」の演奏や、地域の団体による舞踊や演芸などのパフォーマンスも。

 14日は宵宮、15日が本祭。祭典式は19日10時30分~。二子玉川駅と二子玉川ライズ周辺を玉川神輿が巡行するのは14日=17時ごろ〜、15日=14時ごろ〜の予定。雨天時の巡回判断は当日朝9時ごろ。

開催判断や当日の様子について、futakoloco でもFacebookなどを活用しながらレポートいたしますのでぜひウオッチしてくださいね!

//////////////////
▼平成29年 例大祭の日程
 10月14日(土) 宵宮
 10月15日(日) 本祭  
       10時30分 祭典式
 【瀬田】
 10月14日(土) 
       13時      子供神輿・大太鼓渡御(※神社にて受付)
       17時30分~  チア、フラ、ダンス、舞踊、歌謡ショー
 10月15日(日) 
       12時      大人神輿宮出し(※宮入りは、17時頃)
       12時30分   子供神輿・大太鼓出発(※神社にて受付) 
       夕刻より    女神輿渡御
       18時30分~  スーパー太鼓・演芸バラエティショー
       ※両日にわたり、瀬田囃子保存会による奉納演奏

 【玉川】
 10月14日(土) 
       17時      大人神輿出発
 10月15日(日) 
       11時      子供神輿・太鼓出発
       11時30分   大人神輿出発

▼祭礼限定「金の社紋・御朱印」の頒布 
 祭礼限定で、御朱印の社紋が黄金色になるそうです。今週末はお天気が雨予報ですが、黄金色のお日様が拝めるよう願いがこもっているとか。両日とも午後の方が応対しやすいそうです。

玉川高島屋マロニエコート前の交差点の様子(2016年)

瀬田玉川神社

http://www.setatamagawajinja.jp

名称
二子玉川西地区ふれあい広場
所在地
世田谷区玉川3-24-16

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

#コミュニティ・プラットフォーム #プロセス・デザイン #パブリック・リレーションズ #パブリッシング #straightfromthegut