松本記念音楽迎賓館でコース料理とともに楽しむ音楽セミナー「歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都」

岡本の国分寺崖線に建つ「松本記念音楽迎賓館」で1月28日(日)、コース料理とともに楽しむ音楽セミナー「歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都」が開かれます。全6回の連続講座で今回はその第1回。現在、参加者を募集しています。

同館は、パイオニアの創業者で現・公益財団法人音楽鑑賞振興財団を創設した松本望・千代夫妻の居宅として1973(昭和48)年に建築されました。2000年に同夫妻の遺志を受けて同財団に寄贈された後、3年ほどかけて音楽ホールへ改築。パイプオルガン、チェンバロ、ピアノ、チェレスタなどがそろう瀟洒なお屋敷です。近隣に住んでいても足を踏み入れたことの無い方が多いのでは?でも実は、トレンディードラマなどで内部はよく見かけているはずで、一歩足を踏み入れれば意外と身近に感じられるかも⁉︎

同セミナー企画者の1人である渡邊温子さんは、チェンバロ奏者。武蔵野学院大学・大学院講師で『古楽でめぐるヨーロッパの古都』著者でもあります。同館では毎年「風流楽」(ふるーら)という音楽と朗読のユニットとしてコンサートを開かれているのでご存知の方も少なくないのでは。

ヨーロッパの古楽を聴き、当時の料理を食すにはこれ以上ないほどぴったりな環境です。詳細は下記でご確認ください。

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「歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都」コース料理とともに楽しむ音楽セミナー (全6回)

このイベントは、一昨年『古楽でめぐるヨーロッパの古都』を出版したチェンバロ奏者の渡邊温子と、歴史的料理を文献史料から再現する<音食紀行>主宰の遠藤雅司が、ヨーロッパの文化を五感で体験できるイベントとして企画しました。このコンビでは昨年5月に、18世紀のドイツ料理をバッハの音楽と宮廷舞踏とともに供するイベントを成功させ、遠藤も昨年『歴メシ!世界の歴史料理をおいしく食べる』を出版してブレーク中です。

会場の松本記念音楽迎賓館は、渡邊がチェンバロのコンサートを開催している縁で、一階の広いキッチンで調理ができ、庭園に面した高貴な雰囲気のレセプションルームで会食ができるという環境の素晴らしさから、開催を決定。都会のオアシスで、ヨーロッパのいにしえの時を五感で感じる、非日常の世界へとタイムトリップしていただければ幸いです。

【開催内容】
イタリア、スイス、ベルギー、ドイツ、スペイン、フランス…一回につき一つの街を取り上げ、そこで作曲された音楽を聴きながら、作曲家も食べたかもしれない!?歴史的再現料理を味わいます。当地の風景画像を眺め、いにしえの音楽が育まれた時代背景を探っていきましょう。

●会場: 松本記念音楽迎賓館(東京都世田谷区岡本2-32-15)http://ongakugeihinkan.jp/

●選曲とお話:
渡邊温子(チェンバロ奏者、武蔵野学院大学・大学院講師、『古楽でめぐるヨーロッパの古都』著者)
●調理担当:
<音食紀行> 遠藤雅司(<音食紀行>主宰 http://onshokukiko.com/wpd1/ 『歴メシ!世界の歴史料理をおいしく食べる』著者)

●日時:
第1回 2018年1月28日(日)12:30開宴
ヴェネツィア(18世紀イタリア、ヴィヴァルディの時代)

第2回 4月21日(土)12:30開宴(以下、開宴時間同じ)
ザンクト・ガレン(中世スイス、単声聖歌の時代)

第3回 6月17日(日)アントウェルペン(17世紀ベルギー、ルーベンスの時代)

第4回 7月28日(土)リューベック(17世紀ドイツ、ブクステフーデの時代)

第5回 9月 2日(日)セビーリャ(16世紀スペイン、大航海時代)

第6回 10 月27日(土)ヴェルサイユ(18世紀フランス、ルイ14世の時代)

●参加費:
各回 アルコール有り¥5,000 アルコール無し¥4,000

●お申込み・お問合せ: cembalonko2002♪excite.co.jp(♪をアットマークに替えてください)

※ネットでのお申込みもできます。「歴メシ!でめぐるヨーロッパの古都」で検索、eventonのページからどうぞ。

松本記念音楽迎賓館

http://ongakugeihinkan.jp

名称
松本記念音楽迎賓館
所在地
世田谷区岡本2-32-15

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住20年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。最近は生まれ育った西多摩の多摩川および秋川の水辺界隈でもじわりわくわく活動中。

暮らしを起点にした「本当にクリエイティブな社会」のタネを自らのアンテナで見つけ、リアルに伺った物語を記録し続けることがいま、とっても楽しいです!