【二子玉川ドヌー部が行く!】#18 「多摩川の渡し復活プロジェクト」と「東海道BEER川崎宿工場」視察

いつの間にやら時は新年、怒涛の年末年始、二子玉川カヌー部のゆかいな川り者たちは、それぞれ元気に呑んだくれて過ごしています。遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、2019年2月3日(日)の午後のこと。川崎駅前のミューザ川崎内の研修室で「多摩川の渡し 復活プロジェクト キックオフ勉強会」が開かれました。NPO法人水・防災機構主催で、多摩川の渡しを復活させるための課題等の洗い出し、実現に向けての勉強の場でした。

勉強会のフライヤー

当日は、河川管理者である国土交通省京浜河川事務所から護岸や船着き場についての講義、また同機構の鈴木眞智子理事長が関わった丸子の渡しについてのご紹介と意見交換が行われました。

当日の司会進行役がなぜだかわがカヌー部のヨネ部長、とのことで、ツネ隊長、フカやん番長、生ちゃん(まだ肩書きなし)、こばなお記録係の4名が枯れ木も山の賑わいで応援に駆けつけました。

司会進行役のヨネ部長
Ossans3と生ちゃん(ミューザ川崎にて)

2時間の座学(勉強会)の後は、ヨネ部長をねぎらうべく、2018年12月21日にオープンしたばかりの「東海道BEER川崎宿工場」へ。どこに行っても最後は酒で街を体感しなければ気が済まないらしい面々、今年も元気です(結論が雑w)。

クラフトビールの川崎宿工場⁉︎と興味深々の面々
早速乾杯!

渡し船はかつての多摩川の重要な交通手段であり、わがカヌー乗りにとってのDNAであり、我々はそのルーツを繋ぐ者!ゆえに勉強会について、生ちゃん(肩書きなし)とフカやん番長が以下まじめにお伝えします(と、ここまではこばなお記録係がお伝えしました!):

スケッチまで取る真面目ぶり。でも片手に節分豆ボリボリ。秋山真之でしょうか。いいえ生ちゃんです

【生ちゃん(肩書きなし】
「多摩川の渡し復活プロジェクト キックオフ勉強会」with 二子玉川カヌー部。
復活といっても現在イベントとして多摩川流域各地で行われているので「渡し」自体は

・今後どう継続・発展していくか
・どうしたら回数を増やせるか
・渡す場所をどう増やすか、どこに増やすか
・天候への対策

などが今後取り組むべき部分。
また、「渡す」こと自体はあくまで目的ではなく手段だと思うので「渡し」を中心に枝葉を伸ばすように

・地域コミュニティおよび市民・自治体・民間事業者の連携強化
・両岸のコミュニティ接続
・地域資源の発掘
・環境系および歴史・文化教育の強化
・川を相手にした防災視点の流布

などと繋がっていくことが求められると思われる。なんかこうやってまとめると企画書書けそうですね。司会進行のヨネさんお疲れさまでしたっ!

勉強会終了後は去年末にオープンしたブルワリー「東海道BEER川崎宿工場」へ視察!4種類中2種類品切れという巧妙な罠にはまり「また来ますっ!」と高らかに宣言してきました。次は「1623」というIPA飲みたいっ!

【フカやん番長】
まだ橋が無い頃、重要な交通手段だった渡し船。暴れ川だった多摩川全域に43ヶ所、うち20ヶ所は川崎にあったとのこと。そんな歴史を伝えていくために、復活プロジェクトが発足。

二子玉川エリアではイベントとして二子の渡し、宇奈根の渡しが行われていますが、今後は多摩川全域でそんなイベントが増えていくでしょう。イベントで終わらず、整備した渡り場に、常に人が集まる場ができればと思いました。

フカやん番長(右)とツネ隊長(自撮り)
東海道BEER川崎宿工場はディテールにも萌える!玄関に使われた檜の扉。意匠は縁起のよいトンボと川崎のマークである銀杏。奥に見えるのは深呼吸のため外に出かけたossans2。
内部・カウンターから醸造所が眺められる。美しい!
このビアーのネーミングセンス!ざわつきます
手前が「薄紅の口実」、奥が「麦の出会い」

【二子玉川ドヌー部が行く!】#17 復活!LOGOSちゃんの進水式

http://futakoloco.com/column/canoe/7044/

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この記事を書いた人

二子玉川カヌー部

二子玉川を拠点に主に多摩川流域でカヌーを自主的に楽しむ会。自発的・自律的に水辺アクティビティーを楽しむ人は誰でも参加可能です。Facebookページで部活動の告知などを行っています。
https://www.facebook.com/groups/futako.canoue/