【PONのはっけんレポート】#02 ONKAN Concert「落語の語り口が導くオペラ ~ 輝ける歌手のアリア 」の巻



PONのはっけんレポート

あなたともっと音楽を!ONKAN Concert
落語の語り口が導くオペラ 輝ける歌手のアリア
2019年3月2日(土)世田谷区民会館ホールにて

行ってきました!初のオペラ

ホールの幕がすばらしかったよ!
進行役の橋本恵史(はしもとけいし)さんのお席
自由席だったので、よーく観られるように着席!ドキドキ
スーさんといっしょに♡

まずは、コンサートを企画された公益財団法人音楽鑑賞振興財団の横田堯さんがご挨拶。そして、フルート奏者の米津実穂さんと共にオペラ初級者に嬉しいオペラ談義がはじまりました。ご存知でしたか?オペラって、マイクを使わないで生声で歌うってこと。あと、「ブラボー」は男性歌手へ、女性には「ブラバー」の声がけなんですって!

テノール歌手、落語家、演出や台本も書いちゃう!?
多才なエンターテナー!橋本恵史さん。すっごくおもしろかった♡

着物姿で登場の橋本恵史さんは、会場の空席を笑いに変えて、「一部、空席を除いて満席!」とユーモラスに表現。おかげで、幕が上がる前の会場は笑いと、ワクワクに包まれました。

ソプラノ田村麻子さん、どこからそんなキレイなお声がでるの?
宝石のような歌声でうっとり♡

『愛の媚薬』の場面では、持ち場を離れる橋本恵史さん。着物姿に白衣を着て、いかさま薬屋役を演じる。「予算の都合上」っと二役を演じる演出が面白かった。

歌声にこめられた愛しい気持ちが伝わってジーンとしましたー。
テノール澤崎一了(さわさきかずあき)さん

ひとりオーケストラのピアニスト仲田淳也さん
演奏がとってもステキでした!

オペラは、敷居が高いな〜って思われるけれど、このコンサートは、わかりやすくて、楽しく、笑えて、泣けるシーンもあって、盛りだくさんでした。
プログラム「ラ・ボエーム」と「愛の妙薬」特別なオペラを地元・世田谷で観られて、とても嬉しかった。切ない演目に影響されて「恋がしたいなー」っと、ふわふわと幸せな気持ちになりました。


作品のプログラム

プッチーニ オペラ『ラ・ボエーム』
第1幕
・「気が乗らないな 〜ごめんください」 二重唱
・「冷たい手を」 ロドルフォのアリア
・「私の名はミミ」 ミミのアリア
・「愛らしい乙女」 二重唱
第3幕
・「あなたの愛の呼ぶ声に」 ミミのアリア
第4幕
・「みんな行ったかしら・・・?」 〜ミミの死 二重唱

ドニゼッティ オペラ『愛の媚薬』
第1幕
・「アディーナ、ちょっと聞いておくれ」 二重唱
・「ステキな媚薬だ!」 〜ラララの二重唱
第2幕
・「なんと言う愛なのかしら」 二重唱
・「人知れぬ涙」 ネモリーノのアリア
・「受けとってちょうだい」 アディーナのアリア
                 〜フィナーレ

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名称
世田谷区民会館ホール
所在地
東京都世田谷区世田谷4-21-27

この記事を書いた人

本城晴美

イラストレーター/デザイナー/ハンドメイド作家/NPO法人せたがや水辺デザインネットワークスタッフ/ポンこと本城晴美。富山県生まれ。セツモードセミナーで絵を学ぶ。キャッチ&エラーで好きなことをとことん派。多摩川の自然と子ども絵を描くことが好き。みんなでモノづくりを楽しみたい。