【レポート】企画展『変わる東京』東京都公文書館(9月22日まで開催中)自由研究にも〜

8月に入ってすぐ、早速、公文書館の企画展に行ってきました。

「知ること」で好きになる、それは情報が多いと安心できるから。
「知らない」いうことは「なかった」ことになってしまう、というような「知る」ことについてを最近考えている私にとって、とても面白い企画展でした。

父は昭和9年生まれ、私は昭和40年生まれ。生まれ育ちが九州なので、東京よりも、いろいろなことが遅れてやってきました。(今はそうでもないと思います)スライドに映し出されていることは、たぶん、自分の過ごしてきた幼少時代であり、私より10年くらい若い今子育て真っ最中のお母さんたちにとっては知らない世界なのかもなあと。もちろん、今、一緒に川で遊んでる小学生たちにとっては、全く知らない世界。
電話や、お風呂や、テレビのないおうちがいっぱいありました。電子レンジやビデオ録画は中学生くらい。その後、男女雇用機会均等法ができた時に就職し、会社を辞めるころにパソコンがやってきた…今、子どもたちが大人になって、子育てが終わったかなあという人たちが、生まれたころの東京。ほんと、そう思うと『変わる東京』。

『変わる東京』
知らない世界を知るってとっても面白い。自由研究にぴったり。この展示で見たことをきっかけにして、自分の知りたいことが膨らむかもと思います。
知りたいと思ったら、いくらでも調べて知ることができる、とても便利な世の中になりました。無料で何度でも来られるのも魅力。二子玉川公園の目の前です。

『変わる東京』
▶会期   平成29年7月25日(火)~9月22日(金)
      *休館日 土日祝日 8月16日(水) 9月20日(水)
▶開催時間 9:00~17:00(受付時間は16:30まで)
▶会場   東京都公文書館 1・2階展示スペース

旧都立玉川高等学校が今の東京都公文書館です。ここは仮の場所で移転してしまうので、それまでにたくさん活用したいところ。

東京都公文書館で「変わる東京」企画展 昭和30年代の用賀、桜新町の様子も

http://futakoloco.com/2863

名称
東京都公文書館
所在地
東京都世田谷区玉川1丁目20番1号

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で「子どものアトリエ」を始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」という場を開設、「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開。2021年、岡本から玉川4丁目の空き家(通称たまよん)に1年間入居。2023年、「ゆいまあると3つの磁石」近くに建った家に転居、「あめます舎」と名付けて家開きしている。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク所属。