3/25(日)子ども朗読劇『禎子と千羽鶴』瀬田四丁目旧小坂緑地で上演

『禎子と千羽鶴』は広島で被爆し、12歳で亡くなった折り鶴の少女、佐々木禎子さんの実話をもとに、平和、友情、希望、勇気をテーマにアメリカ人であるキャサリン・ミラーさんが書いた子ども劇です。元宝塚の女優であり、演出家である登坂倫子さんが日本語に翻訳し、10年ほどまえから小学校、中学校などで子ども達と一緒に上演してきました。

瀬田四丁目旧小坂緑地では、2012年の夏に、エピローグに東日本大震災後のフクシマでの原発事故のエピソードを加えた形で上演したのがはじまり。その後は、この朗読劇の開催運営をする地域住民の読み聞かせグループ「せたぼん・瀬田の本棚」が、瀬田四丁目旧小坂緑地の古民家で読み聞かせをする第四日曜日に合わせ、3月の第四日曜日に上演するようになりました。

毎年、地域で朗読劇に参加したい人、子ども達に声をかけ、朗読だけでなく小道具や、音楽、運営スタッフなど、その人が参加できる「できること」、「やりたいこと」をお手伝いしてもらいながらやっています。3年前から、禎子さんのセリフを朗読している地元の小学生が、今年は中学生となり禎子さんが亡くなった歳を越えてしまいましたが、今回も朗読してくれることになりました。
昨年から、上演の最後に水辺の歌姫「KanAsami」の楽曲「繋いだ手」を来場のみなさんと合唱していますが、KanAsamiメンバーのAsamiちゃんが、今回、禎子の友だちの「ケンジ」として朗読劇に加わります。

そして、昨日、脚本を提供してくださっている登坂倫子さんが、ご友人の元宝ジェンヌを引き連れて、「『禎子と千羽鶴』チェコ公演」に出発しました。3月25日の瀬田四丁目旧小坂緑地での朗読会で、今回のチェコ公演のお話しをしてくださる予定です。

参加費、申し込みは不要です。どうぞ、みなさまでお運びください。

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子ども朗読劇A Thousand Cranes『禎子と千羽鶴』

■開催日時:2018年3月25日(日)14時~15時30分(開場:13:30)
■会場:瀬田四丁目旧小坂緑地内 旧小坂邸(世田谷区瀬田4丁目41-21)
■観覧料:無料
・どなたでもご参加いただけます。
お問い合わせ
・NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク
info@mizubedesign.org
080-3007-5413(村上ゆか)

フライヤーは毎年PONちゃん作です

フライヤーは毎回ポンちゃん作です。

せたよんフィールドミュージアムホームページ「せたぼん:禎子と千羽鶴」

http://www.re-forest.com/seta4/25march2018.html

名称
瀬田四丁目旧小坂緑地
所在地
世田谷区瀬田4丁目41-21

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で「子どものアトリエ」を始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」という場を開設、「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開。2021年、岡本から玉川4丁目の空き家(通称たまよん)に1年間入居。2023年、「ゆいまあると3つの磁石」近くに建った家に転居、「あめます舎」と名付けて家開きしている。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク所属。