【二子玉川ドヌー部が行く!】#13 多摩川河畔の桜を愛でるツアー2018

【多摩川河畔の桜を愛でるツアー】
日時:2018年4月1日 9:30~12:00
乗船時間:約2時間
メンバー:米沢部長、常木隊長、SP深やん、坪やん、宮さん、こばなお、マダム福さま、たか +中村おとさん(撮影)、ゆか料理長(ランチ=どうぞのごはん)
走行コース:(お花見:二ヶ領用水遊歩道散策)→多摩川水系多摩川 二ヶ領宿河原堰(河口22.4km)~二子玉川兵庫島(河口18km)走行距離約4.4km

走行距離:約4㎞
天気:晴天
気温:約25℃
記録担当:たか

まずはソメイヨシノが満開の二ヶ領用水遊歩道で桜を愛でるタイムから!
二ヶ領用水取水口は花筏

多摩川本流の二ヶ領宿河原堰

 4月1日エイプリルフール。2018年度初のカヌー部の活動は、多摩川の湖畔で桜を愛でるツアーでした。

 半袖の人もちらほら見かけるぽかぽか陽気。南武線には、向河原、宿河原、分倍河原と3つも河原がつく駅がありますが、カヌー部お馴染みのスタート地点は「宿河原」。ぼんやり集合場所を間違える初参加者なども現れる中、まずは二ヶ領用水の美しい桜を楽しみ十分満足したところで河原に降りて川下りをしました。

 コースは、多摩川宿河原堰河口から22km地点から、二子玉川兵庫島までの約4㎞。総勢8人で兵庫島公園を目指しました。

 4艘のカヌーはすべて空気を入れるゴムボートタイプ。筆者の乗船した常隊長号は、つい最近、穴が開いてしまったため二子玉川商店街の理事長が経営する自転車屋で自転車のパンクの合間に修理をしてもらったとのこと。自転車タイヤのパンク用のシールで修復した跡には痛々しくも、愛おしさも感じました。

恒例のスタート前のマサイ・ジャンプ!

 水上は、風が弱く流れはとても緩やか。多摩川カヌー初心者の筆者にとっては最高のコンディションでした。キラキラと晴天の空を移す輝く水面を眺めたり、鵜が羽を休めている姿を観察したり。所々にある少し流れが急な「スプラッシュエリア」もそれほど激しくなく、初心者には丁度良いアトラクションでした。

 ふと横を見ると、優雅な雰囲気で川面を眺めるカヌー部の活動初参加の福さまの姿が。さすが元ニュースキャスター、オーラが違う。その後ろにはまるで要人を守るSPのような深やん。「これぞフタコマダム!!」などと心で叫びながら、もはや「マダムとお付きのSP」にしか見えないカヌーを見送りました。

水上での地鎮祭。御神酒で旅の無事を祈りました。

 東名高速道路の橋脚付近では、中村おとさん撮影による集合写真タイム。しかし、「先行隊も上陸せずに待っているように」という、こばなおの指令も空しく、宮さん、坪やんがのったオッサンズ号の姿が見えず。残念ながら撮影は3艘でとなりました。オッサンズは、必死に流れに抵抗したものの流されてしまった模様。集合写真の時に限って流されてしまう2人のオッサン。それはまるで、遠足当日に限って普段ひかない風邪をひいてしまう小学生。3艘の集合写真の右上に丸く切り抜かれた2人のカヌー写真が、欠席者仕様で挿入されることを思わず想像してしまいました。

三連環!
中村おとさんと女子部。背後に羨ましそうな隊長の視線。

 中盤に差し掛かると常隊長号に明らかな異変が。出艇当初から少しずつしていた空気漏れが、いよいよ誤魔化しの利かないレベルに。左側にどんどん傾くカヌー。必死に右に重心をずらず常隊長と筆者。このままでは兵庫島まで無事には到着できないと判断して、マルタウグイの産卵床付近で上陸しました。再度、カヌーに空気を入れて空気漏れを丁寧に確認してみると、なんと新たに2か所の空気漏れを発見。「カヌーの老朽化が深刻だなぁ」などと言いながら応急処置を施し、なんとか兵庫島までたどり着くことが出来ました。

兵庫島公園が見えてきた!
確かに沈みそうな隊長号。

 二子玉川カヌー部、2018年度の漕ぎはじめは、マダム福さまとSP深やんという新たなキャラクター(?)を迎え、漕ぎはじめにふさわしい優雅な一日となりました。カヌーの老朽化は、無視できない状況になりつつありますが、そんなことは気にせず、今年度も楽しく水辺で遊びたいと思います。また、ご関心くださった皆さま、ぜひ次回には二子玉川の水辺でお会いしましょう!

上陸するとゆか隊員の「どうぞのごはん」が待っていた!

今日の反省タイム?
お片付け後20キロ近いカヌーを背負って帰ります。これぞ川男だ!

【二子玉川ドヌー部が行く!】#12『4/1(日)多摩川河畔の桜を愛でるツアー』事前パトロール 隊長単独走行編

http://futakoloco.com/column/canoe/5618/

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この記事を書いた人

二子玉川カヌー部

二子玉川を拠点に主に多摩川流域でカヌーを自主的に楽しむ会。自発的・自律的に水辺アクティビティーを楽しむ人は誰でも参加可能です。Facebookページで部活動の告知などを行っています。
https://www.facebook.com/groups/futako.canoue/