10/27子ども朗読劇『禎子と千羽鶴』と元宝ジェンヌのお話『禎子とアンネ』瀬田四丁目旧小坂緑地にて

瀬田四丁目旧小坂緑地は、国分寺崖線にある世田谷区の公園です。ここに建っている区指定の有形文化財「旧小坂家住宅」で、子ども朗読劇と、その劇にまつわるお話しの会が開催されます。

国分寺崖線の上に建つステキな古民家

 『禎子と千羽鶴』は、ヒロシマの平和記念公園に建つ、『折り鶴の少女』佐々木禎子さんのお話ですが、原作はアメリカ人のキャサリン・シュオルツ・ミラーさんの『A Thousand Cranes』。それを翻訳して脚本にしたものを、この旧小坂家住宅では、2012年から毎年上演しています。

2012年初演は8月25日。真夏の古民家での上演でした。(せたよんフィールドミュージアムホームページより)

8年目の今回、朗読劇を地域の子どもたち、大人たちで上演し、脚本を提供した登坂倫子さんが、この『禎子と千羽鶴』についてと、現在彼女が取り組んでいる『アンネの日記』の作者、アンネ・フランクさんが収容されたアウシュビッツ強制収容所跡を訪ねたときのことを、映像を交えてお話しします。

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子ども朗読劇『禎子と千羽鶴』+お話『禎子とアンネ』
日 時: 2019年10月27日 (日)15:00開演 16:30終了予定
会 場: 世田谷区立瀬田四丁目旧小坂緑地・旧小坂家住宅
観覧料:無料 ※お申込みも必要ありません

出演:山本七海・渡邊真帆・渡邊幸歩・古越能子・工藤美紀・前田由里・村上ゆか・細田正実
山本浩美・タイソン・村上優(ダンス)・遠藤智美(ピアノ)・千條礼奈斗(ギター)

お話:登坂倫子

戦争の犠牲となった二人の少女『禎子とアンネ』が窓辺で寄り添うイラストはPONちゃんの描き起こし。
昨年の上演の時にKanAsamiが、『禎子と千羽鶴』をイメージして「青」という歌を作ってくれました。朗読劇の最後に歌います。

主催しているのは、この旧小坂家住宅で、毎月第四火曜日と第四日曜日に読み聞かせをしている地域のグループ『せたぼん・瀬田の本棚』。2012年に発足したこのグループは、毎年趣向を変えながら、『禎子と千羽鶴』を上演しています。

旧小坂家住宅での練習の様子
今回はダンスの挿入があり、読み手にも出入りの動きがつきます。

地元の小学生、20代の若者たちのコラボレーションもお楽しみに。ぜひ、お運びください!

登坂倫子さんについてはこちら

2015年の上演について二子玉川経済新聞の記事

名称
瀬田四丁目旧小坂緑地
所在地
東京都世田谷区瀬田4-41-21

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で「子どものアトリエ」を始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」という場を開設、「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開。2021年、岡本から玉川4丁目の空き家(通称たまよん)に1年間入居。2023年、「ゆいまあると3つの磁石」近くに建った家に転居、「あめます舎」と名付けて家開きしている。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク所属。