今年で31回を数える地域の伝統行事・鎌田南睦会主催の「どんど焼き」が1月12日(日)多摩川の二子玉川緑地運動場で行われました。1月5日(日)に行われた準備の様子も含め、密着取材しました。
どんど焼きは門松や正月飾りなどを集めて焚く小正月の行事です。
世田谷区鎌田1~2丁目、3丁目(一部)と宇奈根1丁目(同)の住民らで構成される地域住民自治組織「鎌田南睦(みなみむつみ)会」が平成元年に始めました。
以来毎年欠かすことなく行われ、今年で31回を数えます。
作業は1月5日(日)、竹山市民緑地から切り出された5本の竹を組みあわせ櫓を作ることから始まります。
櫓の周囲に巻き付けるのは多摩川に自生する在来種の葦。
昨年秋、地域を襲った台風19号のため流されてしまうという被害を受けました。
パンパスグラスという野草や、地域の畳店から届けられた小型トラック一台分の畳表などを使うことで実施にこぎつけました。
当日は、町会の女性たちからなる厚生部のみなさんが作った千人分の甘酒や、
地域の建設会社が提供した70キロを超える餅がふるまわれ、集まった2,500人近くの人でにぎわいました。
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- 名称
- 二子玉川緑地運動場内ピクニック広場 北側
- 所在地
- 世田谷区鎌田