みきちゃんの水辺観察日記:「春告げ魚」マルタウグイレポート#8 雪の多摩川…自然は複雑

みきちゃんの水辺観察日記:「春告げ魚」マルタウグイレポート#7 トビゲラ はこちら

3月27日金曜日、晴れ/曇り、観察時間17:30、気温19℃

 日没ギリギリで、パトロールへ。 週末にかけてお天気が崩れる予報が出ており、雲が多くなってきました。 いつもならちょっぴり残念な雨模様も、マルタの季節には、少しわくわくしてしまいます。

 産卵床周辺には、しきりにツバメが飛び交っていました。水面付近の小さな羽虫を食べているのでしょう。二子玉川駅周辺でも、毎年巣作りをしているツバメたち。これからまた、繁殖の季節がやってきます。

 魚の動きは今日もありませんでしたが…週末の雨に、期待です。

3月28日土曜日、曇り、観察時間14:00、気温22℃

 黒い雲が上流側からこちらへ迫ってくる中、整備作業へ。生ぬるい風がいかにも雨の前、といった感じですが、明日はなんと雪予報!夜にかけて一気に10℃以上気温が下がるようです…。

 今日は仲間の手を借りて、石を入れつつ産卵床下流側の川底をさらに柔らかくする作業を行いました。

3月29日日曜日、雪、正午の気温0.5℃

 今日、わたしは産卵床に行けなかったのですが、産卵床づくりで協力頂いているtamagawalk.さんが写真を撮って送ってくれました

 川が増水し、産卵床は完全に水中に隠れました。とても、いい感じです。
 増水で遡上が進むのを待ち、今度は減水して産卵行動に入るのを待つ。マルタウグイを通して見る多摩川の、自然の複雑さ!これを何十年も観察し、見極め、付き合い続けてきた先人たちはやっぱり凄いぞ、と思うのです。

画像提供: tamagawalk.

 

3月31日火曜日、曇り、観察時間15:30、気温10℃

 雪も無くなり、河原はいつも通りの表情。まだ水温・気温ともに低めですが、少し水位が下がり産卵床が顔を出しました。大きく崩れることも無かったので、また石を足していく作業です。

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この記事を書いた人

miki

NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク職員。とにかく生きものが大好き!色々な生きものを家に連れて帰っては、家族を戦慄させている。マイブームは二子玉川ライズの多摩川水族館にいる魚たちに話しかけること。地域のインタープリターを目指して目下修行中。