【店内レポート】城南信用金庫瀬田支店:飲食店情報や天ぷら廃油回収コーナーなど盛りだくさん!

 今年度からfutakolocoの協力会社として二子玉川街情報プロジェクトに参加している城南信用金庫は、「お客様応援企業」として地域貢献活動を積極的に行っています。金融機関に来店することはあっても、あわただしい普段の生活において、意外とその店内をじっくりと見て回ることは少ないもの。ということで、二子玉川エリアの瀬田支店のご厚意で機会をいただき、実はいろいろ楽しいコンテンツがいっぱい、「SDGsな」店内をレポートします!

①地元の飲食店紹介コーナー

 futakolocoでも記事でご紹介した「つながろうプロジェクト」を実施中の城南信用金庫。地域の飲食店支援を目的としたテイクアウト・デリバリー支援サイトを紹介することで、「地元の美味しいものを食べて、毎日を元気に過ごし、地域の飲食店を盛り上げていきましょう」と呼び掛けています。瀬田支店内の一角にもフライヤーなどを掲示したコーナーがありました。お客様応援課の黒瀬大輔さんは、同コーナーの情報について「ぜひお気軽にお声がけください」と笑顔で話してくれました。

地域の飲食店紹介コーナー(左が黒瀬大輔さん)

②血圧チェックコーナーとエコキャップ回収コーナー

 手続きの合間にちょっと腰を掛けて血圧チェックができます。また、地域の小学校などでも収集されているエコキャップの回収コーナーも。

血圧チェック&エコキャップ回収コーナー

③使用済み天ぷら油回収BOXコーナー

 同店で回収された使用済みの天ぷら油(廃食油)はバイオディーゼル燃料に精製され、バスの走行やイベント等の発電に利用されています。買い取られた廃油はNPOしらうめを通じた東北復興支援義援金へ寄贈されており、家庭で不要になった天ぷら油を同店へ持ち込むことで「ゴミ削減」「リサイクル」「復興支援」の3つ同時に社会貢献することができます。これらは国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)に則しているそうです。

 2016年度は122,972リットルが回収され、削減されたCO2は約288,000キログラムという実績。回収コーナーを覗くと、この日も廃油が集まっていました。

回収された天ぷら廃油

 信用金庫の店内でこんなにさまざまな取り組みがあるなんて!インターネットによる情報発信だけでなく、リアルに店舗という場を有する特長を活かしたコミュニティのハブとして機能していることを知りました。

 城南信用金庫のホームページでは、各店の社会貢献活動についての取り組み最新情報を紹介しています。7月2日にはfutakolocoとの連携についても掲載されました。ぜひご覧ください!

おまけ:信用金庫のキャラクター「信ちゃん」がいっぱい

 信用金庫のマスコットキャラクターの「信ちゃん」をご存じでしょうか?信ちゃんは、昭和34年関西生まれ。瀬田支店にはたくさんの「信ちゃん」グッズが…知る人ぞ知る「信ちゃん」については、改めて別の記事で掘り下げますのでお楽しみに!

信ちゃんの貯金箱やお面が並ぶ

名称
城南信用金庫瀬田支店
所在地
東京都世田谷区瀬田3-3-5

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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