子ども記者 せいしろうがゆく! Vol.17 キネコ国際映画祭2022レポート(3/3) オトナは口を出さないで!「キッズフリマ」代表のよしひこさんにインタビュー

日本最大規模の子ども国際映画祭「キネコ国際映画祭」に参加したボク
(詳しくはキネコ国際映画祭2022レポート1レポート2を読んでね)

実はもうひとつ楽しみにしていたイベントがあったんだ。
それは「キッズフリマ」!
お店やさんごっこってやったことあるけど、これはナント本物のお金を使うんだ!
子どもたちがいらなくなったおもちゃや小物をリサイクルして売って、子どもたちだけで買うことができるんだよ。

さっそくお買い物スタート!今日のお小遣いは640円(こまかくしていったよ)
制限時間は15分!

出店できるのは小学3年生以上。みんな工夫して商品を並べてる。どれを買おうか迷っちゃうなー

遠くてお母さんが、「えー、それ買うの?本買いなさい」という顔をしてたみたいだけど、「成長見守りライン」に守られてるから、聞こえない、聞こえない。

お店のお兄さんお姉さんと、売っているおもちゃの遊び方を教えてもらったり、ちょっと安くしてもらったり、あっという間のお買い物時間だったよ。

お店屋さんになると、「収支計算シート」というのを使って、何がどれだけ売れたか、利益はいくらだったかをちゃんと計算するんだって。本格的!!

楽しくって、こんなお店があったら毎日でも買いに来ちゃうよ。(本当に次の日も来ちゃったよ!)
このキッズフリマを作ったよしひこさんにインタビューさせてもらったよ。

キッズフリマ代表 赤池 慶彦さんへのインタビュー

すごい背が高ーいと思っていたらしゃがんでインタビューに答えてくれたよしひこさん

せいしろう 「どんなお仕事をしているんですか」
よしひこさん「このキッズフリマを開催しているよ」

せいしろう 「どうしてこのイベントを開催しようと思ったんですか」
よしひこさん「子どもたちに、いまお金の勉強をしてもらいたからだよ」

せいしろう 「大変なことと楽しいことは何ですか?」
よしひこさん「子どもたちがキッズフリマを体験することで、お金に対して楽しい気持ちで向かい合っていること。それを感じることができることが楽しいよ。
大変なところは、子どもだけの世界で作っているんだけど、どうしてもお父さんお母さんは心配になって声をかけちゃう。『そんなもの買っちゃダメよ。あっちの買いなさい』とか。このイベントは大人の口出しは禁止にしているので、そこを協力してもらうところが少し大変かな。」
そうそう。楽しんでるんだから邪魔しないでほしいよね。よしひこさん、子どもの気持ちわかってるなー!

せいしろう 「どうやったらお店屋さんができますか?」
よしひこさん「キッズフリマは小学3年生からお店を出せるんだよ。私がやっているキッズフリマのアプリから申し込めるよ。人気なので抽選になってしまうんだけどね。」

せいしろう 「次はいつ開催しますか?」
よしひこさん「実は全国で年間100箇所で開催しているんだよ。でも世田谷区で開催したのは今回が初めて。次回は未定だけど必ずやるのでその時は参加してね。」

せいしろう 「小学生の時の夢は何ですか?」
よしひこさん「色々ありました。お医者さんになりたかったり先生になりたかったり、商売をやりたかったり。たくさん情報を仕入れてあれもやりたい、これもやりたいって思ってドキドキしている小学生でした。」
ステキだね!ボクも、これからワクワクドキドキできる夢をみつけていきたいな。

小学3年生になったし、ぜったい次回のキッズフリマには参加したい。
あー、でもお店屋さんかお客さんか、どっちも楽しそうでワクワクしちゃうくらい迷うね。
よしひこさん、インタビューにこたえてくれてありがとう!

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名称
玉川高島屋S・C アレーナホール
所在地
東京都世田谷区玉川3丁目17−1

この記事を書いた人

せいしろう

25(フタコ)の日に二子玉川で生まれた小学5年生。

将来の夢は、昆虫博士になって新種をみつける事。
昆虫のシャツしか着ていないので、それしか持ってないの?とよく聞かれる。
飼ったことがある生き物は、カマキリ、カブトムシ、クワガタ、カエル、イモリ、カニ、ザリガニ、スズムシ、カタツムリ、カイコ

二子玉川でみつけたステキな人、モノ、コトを紹介していくよ。
ボクに取材してほしい人は連絡してね。
(母代筆中)