【レポート】7/21-23「舞台づくりは夢がいっぱい」多摩美大演劇舞踊デザイン学科 作品展

21日金曜日19時。二子玉川商店街を抜けてふれあいひろばの盆踊りを横目に通り抜け(もちろん帰りに寄りましたが)二子玉川ライズITSCOMホール&スタジオで行われている多摩美術大演劇舞踊デザイン学科の作品展、のぞいてきました。

多摩美術大学は上野毛にキャンパスがあるので、これまで作品展に行くことはたびたびあったのですが、「演劇舞踊デザイン学科」、なるものがあり、二子玉川のホールで作品展をやっているなんて・・(昨年からここで開催しているそうです)。舞台芸術となれば、照明などの勉強をしている学生さんもいるし、なにせ、「人に観てもらい何かを伝える(多くは感動)」ことを探求しているのでしょうから、ホールでの作品展はその発表の場としてそれだけで素晴らしいと思います。

また、地域に暮らす私たちにとっては、お買いもののついでに、地元の大学(それも美大)の作品を観られるものすごくいいチャンス!中の学生さんとお話ししましたが、ご家族連れが多い二子玉川という場で開催することを意識して、フライヤーも子ども達にも来てもらえるようにデザインしたそうです。
小さなお子さんを連れて、美術館に行くのはちょっとハードルが高いですが、ここはご家族でも楽しめますよ。

明日、日曜日は、この展示に使われている素材の残りを使って、ワークショップも開催されます。自然素材を使った自分だけのお面づくり。学生さんが子ども達と一緒に創作してくれます。(私もやってきました。大人でもとっても楽しい。小学生ならそのまま自由研究にも発展しそう)
それから、追加情報、秋にはここに展示されている衣装を使ったオペラ「ヘンゼルとグレーテル」が多摩美術大学の上野毛キャンパスで上演されるとのこと。洗足学園音楽大学声楽科のオペラ学科とのコラボレーションだそう。(リンク貼っておきます。)また、そちらも近くなったらお知らせしたいと思いますが、申し込みサイトなど掲載のフライヤーが、会場で自由にお持ち帰りできます。

生きることはアート。人が生きる時、みえないものは忘れられがちだけど、自分の感じていることを表現することこそが「生きる」ことだし、人の力では動かすことのできない自然の力を感じ、尊重しながら表現していくことは、人が「生きる」ということすべてにつながるような気がします。今回のこの作品展のテーマのひとつに「自然素材を使う」ということがあり、とても共感しました。

自然を感じて、物語に共感して、それを誰かにみせる舞台に作り上げる、そういうことを研究している若い集団の作品展です。

是非、お運びください。

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「舞台づくりは夢がいっぱい」〜多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科 作品展〜

■日時:7月21日(金)〜7月23日(日)10:00〜20:00 
※23日(日)は17:00まで

■場所:iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ

会場内にストーリーからイメージされたオブジェが展示されています

会場内に、ストーリーからイメージされたオブジェが展示されています。

7/21-23「舞台づくりは夢がいっぱい」多摩美大演劇舞踊デザイン学科 作品展

http://futakoloco.com/2773

名称
二子玉川ライズiTSCOMホール&スタジオ
所在地
東京都世田谷区玉川1丁目14 玉川一丁目14番1号

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で「子どものアトリエ」を始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」という場を開設、「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開。2021年、岡本から玉川4丁目の空き家(通称たまよん)に1年間入居。2023年、「ゆいまあると3つの磁石」近くに建った家に転居、「あめます舎」と名付けて家開きしている。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク所属。