砧公園の「一番気が早い梅」が咲いています

都立砧公園ファミリーパーク内の白梅が開花しました。

1957(昭和32)年に開園した園内には、公園東側に約50本、ファミリーパーク内に約15本の梅林があります。毎年2月から3月にはさまざまな種類の梅の開花を楽しむ人々でにぎわう憩いの場所。

中でも「この付近で毎年一番早く開花する」と写真愛好家などによく知られるのは、ファミリーパーク内の梅林から少し離れた場所にある一本の白梅です。

早い年には12月中に開花することもあるそうですが、今年は年の瀬から松の内の間に開花した模様。1月9日午前(気温10℃)現在で3-4分咲きの様子で、周辺に梅の花の甘い香りが漂っていました。

白梅のすぐ隣りの梅の木の蕾はまだまだ固く、今が冬枯れの園内ですが、「サザンカ」「スイセン」のほか赤い「ボケ」の花が見られます。もうすぐ「マンサク」「ロウバイ」「福寿草」などの開花も迎えます。今年の東京は、記録に残るほど暖かな冬ではありますが、春の訪れのサインはやはり喜び。

用賀駅からの散歩道「上用賀5丁目いらか道」の市民緑地などをゆっくり歩きながら、穏やかな街の光景を慈しむ時間は、暮らしの中のかけがえの無いもので、元気が湧いて来ます。ぜひお散歩にお出かけください。

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名称
都立砧公園
所在地
世田谷区砧公園

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住20年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。最近は生まれ育った西多摩の多摩川および秋川の水辺界隈でもじわりわくわく活動中。

暮らしを起点にした「本当にクリエイティブな社会」のタネを自らのアンテナで見つけ、リアルに伺った物語を記録し続けることがいま、とっても楽しいです!