玉川納税貯蓄組合連合会(以下、玉川納連)は2月15日、広報誌「玉川だより」の最新号(第132号)を発行しました。表紙にはフタコロコの記事で2019年2月13日に紹介した、上野毛・富士見橋からの「ダイヤモンド富士」の画像が採用されました。
玉川納連は、「納税貯蓄組合法」(昭和26年法律145号)に基づく団体で、玉川税務署管内をエリアとし、納税資金の備蓄による各種税金の円滑な納付を目的として組織された団体です。税の納期内納税促進、税の理解者・協力者の拡大、租税教育推進の為の活動を行っています。
組合には、国税、県税、市税等の納税者であれば誰でも加入でき、組織は全国の市町村の商店街や町内会、同業組合、企業等の納税者を構成メンバーとする「単位組合」を基礎単位とし、その上に市町村連合会、所轄税務署単位に地区(署)連合会を、更にこの地区(署)連合会を構成員として、各都道府県ごとの連合会が組織されています。その上部団体として、全国12の国税局管内ごとに局連合会が設置され、これらを全国的に統一する「全国納税貯蓄組合連合会(全納連)」が置かれています。
同会では毎年2回(2月・9月)に広報誌「玉川だより」を発行。発行部数は各号5,000部で、玉川地域の方々へ団体の啓蒙活動報告や中学生の作文、地域にお役立つ税務署、都税、世田谷区の情報などを掲載してきました。玉川地域の各商店街、玉川税務署、世田谷区、世田谷都税事務所、まちづくりセンター、金融機関などで閲覧することができるほか、同会ホームページでアーカイブも掲載されています。
今(第132)号の特集は「上野毛商店街」であったことから、2月に同エリアでコンディションが合えば観察できる自然現象「ダイヤモンド富士」を紹介するにあたり、インターネットで検索していた同会広報部副会長であり同編集部の村上妙さんが、フタコロコの2019年2月13日公開の記事を発見し、フタコロコへの問い合わせをいただき表紙採用に至りました。
同誌について「毎号エリア内商店街のお店を取り上げている『この人に聞けば地域がわかる The KAO』コーナーがおすすめです」と村上さん。今号では1977年から営業を続ける「アンクルサムズ サンドウィッチ」を取材し、地域への夢や思いの詰まった歴史と愛情について紹介しています。
フタコロコ編集部が取材に伺った際はちょうど納品日で、同会のボランティアの皆さまが和気あいあいと発送・梱包作業をされていました。夕陽が美しいダイヤモンド富士の季節であり、確定申告の季節でもある2月。ぜひ一度、同誌をお読みください。