【イラストレポートby Pon】重度障がい者のシェアハウス「たまよんガーデン・コミュニティ」9月OPEN!入居者も募集中

2024年9月に世田谷区玉川地区で、重度障がい者のシェアハウス「たまよんガーデン・コミュニティ」がオープンします。オープンを間近に控え、現地では大工さんや関係者の方々がお盆休みも返上して総力を上げて作業しておられました。

私(Ponこと本城晴美)は、2022年1月から同所のイラストを描き始め、コミュニティのスタートに合わせて新しいロゴ制作を担当しました。せっかくのご縁、イラストレポで皆さんにお伝えするべく取材に行ってまいりました!

イラストを描いて:
葉子さんに頼まれてイラストを描きはじめたのは、2022年の1月でした。建て替える前のご実家の庭もまた素敵で、梅の木、柚子の木が実をつけて豊かでした。今もそのままの姿でガーデンのシンボルツリーです。豊作でどうぞ、っと葉子さんからもらったことのある柚子は、「UZU(ゆず)ケアステーション」のお名前に。暑さが過ぎてから造園作業に入るそうです。バリヤーフリーのガーデン、葉子さんの思い描くガーデンができあがるのが楽しみです。

ロゴを制作したこと:
重い障がいを持った方を「地域の方」や「自然」が見守っている明るいイメージで制作しました。制作する時には、お名前にガーデンが入っているので、お庭で何か色々なことをするのかな?っと思っていました。建物ができあがって取材をさせてもらって、ガーデンの役割を感じられたように思います。新築賃貸なのでお部屋数を増やすと経営に良いとの考えもあるところ、そうはしないで、ガーデンやバルコニーからの自然を大切にして建てられています。ガーデンの恩恵は人を包み込んでくれるでしょう。鳥や虫の営みや、植物の芽吹きから冬を迎えて繰り返す命の姿。これからの「たまよんガーデン・コミュニティ」には希望がたくさんあって、世田谷区にもっと広がるといいなっと思いました。

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この記事を書いた人

本城晴美

イラストレーター/デザイナー/ハンドメイド作家/NPO法人せたがや水辺デザインネットワークスタッフ/ポンこと本城晴美。富山県生まれ。セツモードセミナーで絵を学ぶ。キャッチ&エラーで好きなことをとことん派。多摩川の自然と子ども絵を描くことが好き。みんなでモノづくりを楽しみたい。