3/21 せたがや水辺の楽校あそびの日~マルタウグイの産卵床を見に行こう!~

 

「せたがや水辺の楽校」は2006年に国土交通省、文部科学省、環境省などが事業化した「水辺の楽校プロジェクト」の認定を受け、「地域の大人が地域の子どもたちを見守りながら、あそびを通じて川や自然のことを伝えていきたい」という思いのもとに、開校しました。
現在は、NPO法人せたがや水辺デザインネットワークが運営しています。
開校以来、毎月第1日曜日(4月1月を除く)に「あそびの日」を開催してきましたが、
2021年度最後の「あそびの日」は、日程を変更して開催することにしました。

せたがや水辺の楽校あそびの日~マルタウグイの産卵床を見に行こう~
▶日時:2022年3月21日(月・祝)10時~12時
▶集合:せたがや水辺の楽校原っぱ(集合してから産卵床に移動します)
▶内容:3月6日に整備したマルタウグイの産卵床をえのきんと見に行きます。

第1日曜日の3月6日には、多摩川はかせのえのきんを講師に、若手スタッフのレナト、タイソンと中高生が、街のみなさんと一緒に重い石を運び、川底をゴリゴリして、マルタウグイの産卵環境づくりをしました(二子玉川エリアマネジメンツと共催)。

大潮の前後にたくさん遡上してくると言われているマルタウグイ。
2022年3月の2回目の大潮は、16日~19日ということで、20日に「あそびの日」を変更し、観察会を実施することにしたのです。

産卵環境を整備した地点には看板をつけています。マルタウグイがたまごを産みやすい環境はどんな環境なのか。水深や、水温、水流の速さなど、記録しています。

二子玉川ライズテラスマーケット4階、めだかの池の前のレクチャールームには「多摩川生きもの水族館」があります。

二子玉川ライズテラスマーケット4階めだかの池前レクチャールームの「多摩川生きもの水族館」

せたがや水辺の楽校スタッフで、生きもののお世話をしていますが、そこでお会いする街のみなさんに「そこの多摩川に棲んでいる子たちですよ」というと驚かれることもあります。
東京23区内、二子玉川という大きな街ですが、多摩川、国分寺崖線という豊かな自然に恵まれた私たちの地域。
20日はお天気も回復しそうです。体調50㎝にもなるマルタウグイの大群、
今年は、私たちの街にたまごを産みに来てくれるかな。
すぐそこの自然、多摩川に一緒にいってみませんか。

~マルタウグイの群れ~写真:橋本竜志(せたがや水辺の楽校)

オマケ:今回の産卵環境づくりにも参加してくれていた高校生のひとり、Kaiくんが、小学生の時に書いてくれた「あそびの日」の記事をみつけました。4月の開校式が終わったら、また、毎月第1日曜日に「あそびの日」を行います。一緒にあそぼうね!

名称
せたがや水辺の楽校原っぱ
所在地
世田谷区鎌田1丁目

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で「子どものアトリエ」を始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」という場を開設、「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開。2021年、岡本から玉川4丁目の空き家(通称たまよん)に1年間入居。2023年、「ゆいまあると3つの磁石」近くに建った家に転居、「あめます舎」と名付けて家開きしている。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク所属。