玉川高島屋S・Cの屋上に期間限定「FUTAKO BEER TERRACE」新名物クラフトビールがけかき氷も

この夏、屋上に現れる新たなまちの風景

二子玉川の空の下、冷たいクラフトビールとかき氷を手に、誰もがふらりと立ち寄れる――そんな夏の風景が5月30日、玉川高島屋S・C南館7階の屋上「PARK&TERRACE OSOTO」に誕生します。

「フタコビアテラス」スタッフの皆さん(5月28日撮影)

手がけるのは、今年10周年を迎える地元発のクラフトビール「ふたこビール」。この「FUTAKO BEER TERRACE(フタコ・ビア・テラス)」は、同社が創業当初から描いてきた「この街にビアテラスを」という夢をかたちにした、地域への感謝を込めた企画のひとつです。

水道の故障など予想外のトラブルが重なり、開店準備は難航したものの、「どうしてもこの場所で、今年の二子玉川の夏を分かち合いたかった」(代表・市原尚子さん)と話す言葉には、10年の積み重ねがにじんでいます。

テラスで楽しむ、ビールと夏の味覚

テラスでは、ふたこビール4種のタップ(各¥990)をはじめ、自家製のジンジャーエール(¥660〈EAT IN〉/¥648〈TAKEOUT〉)やレモネード、アイスコーヒーなど、ビールを飲まない人にも嬉しいドリンクが充実。

ホットドッグ(¥1,045〈EAT IN〉/¥1,026〈TAKEOUT〉)やマカロニチーズ(¥704〈EAT IN〉/¥691〈TAKEOUT〉)、夏野菜のピクルス(¥594〈EAT IN〉/¥583〈TAKEOUT〉)、よだれ鶏(¥660〈EAT IN〉/¥648〈TAKEOUT〉)といった軽食もそろい、14席のテーブルに加えて屋上テラス内への持ち出しも可能。テイクアウトにも対応しており、気軽に楽しめます。

さらに注目は、新名物「麦ちゃんのかき氷」。ビールと同じように素材にこだわり、雑味のない「小野田の超純氷」を使用。ふわふわの口あたりと、丁寧につくられた自家製シロップが特徴です。

一押しは、クラフトビール「ハナミズキホワイト」を使った「ハナミズキホワイトレモンのさっぱり氷」(¥1,210〈EAT IN〉/¥1,188〈TAKEOUT〉)。爽やかで華やかな風味が暑さを吹き飛ばしてくれる、醸造所ならではの一品です。

そのほかにも、

・白桃(¥1,320〈EAT IN〉/¥1,296〈TAKEOUT〉)

・いちごと三種のベリーミルク(¥1,078〈EAT IN〉/¥1,058〈TAKEOUT〉)

・宇治抹茶と小豆と白玉(¥1,078〈EAT IN〉/¥1,058〈TAKEOUT〉)

・ミルクとナッツとこしあん(¥1,155〈EAT IN〉/¥1,134〈TAKEOUT〉)

・コーヒー牛乳(¥1,045〈EAT IN〉/¥1,026〈TAKEOUT〉)

・黒糖ミルク(¥1,045〈EAT IN〉/¥1,026〈TAKEOUT〉)

といった、季節感あふれるバリエーションがそろっています。

冬にも続く? まちに育てられる風景

「ここでの手応え次第では、冬に『おでんと熱燗』を出すような、通年型の展開も妄想しています」と笑う市原さん。10年かけて育んできた二子玉川のクラフトビール文化は、今や「場所を育てる力」を備えはじめているようです。

ふたこビールは、「地域に根ざす」という言葉を、スローガンではなく実践として積み重ねてきました。今回のビアテラスは、その歩みの集大成。まちの日常に寄り添う新たな風景がまたひとつ、生まれます。

スタッフお手製イラストののぼりが目印

【FUTAKO BEER TERRACE(フタコ・ビア・テラス)】概要

• 営業期間:2025年5月30日(金)~9月30日(予定)

• 営業時間:11:00~20:00(火曜定休)

• 場所:玉川高島屋S・C南館7階「PARK&TERRACE OSOTO」

• 席数:14席(5テーブル)※屋上内持ち出し可/テイクアウト対応

• 電話:03-3709-3111(内線2558)

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名称
FUTAKO BEER TERRACE(玉川高島屋SC・南館7階PARK&TERRACE OSOTO内)
所在地
世田谷区玉川3-17-2

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住20年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。最近は生まれ育った西多摩の多摩川および秋川の水辺界隈でもじわりわくわく活動中。

暮らしを起点にした「本当にクリエイティブな社会」のタネを自らのアンテナで見つけ、リアルに伺った物語を記録し続けることがいま、とっても楽しいです!