この夏、屋上に現れる新たなまちの風景
二子玉川の空の下、冷たいクラフトビールとかき氷を手に、誰もがふらりと立ち寄れる――そんな夏の風景が5月30日、玉川高島屋S・C南館7階の屋上「PARK&TERRACE OSOTO」に誕生します。

手がけるのは、今年10周年を迎える地元発のクラフトビール「ふたこビール」。この「FUTAKO BEER TERRACE(フタコ・ビア・テラス)」は、同社が創業当初から描いてきた「この街にビアテラスを」という夢をかたちにした、地域への感謝を込めた企画のひとつです。
水道の故障など予想外のトラブルが重なり、開店準備は難航したものの、「どうしてもこの場所で、今年の二子玉川の夏を分かち合いたかった」(代表・市原尚子さん)と話す言葉には、10年の積み重ねがにじんでいます。


テラスで楽しむ、ビールと夏の味覚
テラスでは、ふたこビール4種のタップ(各¥990)をはじめ、自家製のジンジャーエール(¥660〈EAT IN〉/¥648〈TAKEOUT〉)やレモネード、アイスコーヒーなど、ビールを飲まない人にも嬉しいドリンクが充実。

ホットドッグ(¥1,045〈EAT IN〉/¥1,026〈TAKEOUT〉)やマカロニチーズ(¥704〈EAT IN〉/¥691〈TAKEOUT〉)、夏野菜のピクルス(¥594〈EAT IN〉/¥583〈TAKEOUT〉)、よだれ鶏(¥660〈EAT IN〉/¥648〈TAKEOUT〉)といった軽食もそろい、14席のテーブルに加えて屋上テラス内への持ち出しも可能。テイクアウトにも対応しており、気軽に楽しめます。
さらに注目は、新名物「麦ちゃんのかき氷」。ビールと同じように素材にこだわり、雑味のない「小野田の超純氷」を使用。ふわふわの口あたりと、丁寧につくられた自家製シロップが特徴です。

一押しは、クラフトビール「ハナミズキホワイト」を使った「ハナミズキホワイトレモンのさっぱり氷」(¥1,210〈EAT IN〉/¥1,188〈TAKEOUT〉)。爽やかで華やかな風味が暑さを吹き飛ばしてくれる、醸造所ならではの一品です。
そのほかにも、
・白桃(¥1,320〈EAT IN〉/¥1,296〈TAKEOUT〉)
・いちごと三種のベリーミルク(¥1,078〈EAT IN〉/¥1,058〈TAKEOUT〉)
・宇治抹茶と小豆と白玉(¥1,078〈EAT IN〉/¥1,058〈TAKEOUT〉)
・ミルクとナッツとこしあん(¥1,155〈EAT IN〉/¥1,134〈TAKEOUT〉)
・コーヒー牛乳(¥1,045〈EAT IN〉/¥1,026〈TAKEOUT〉)
・黒糖ミルク(¥1,045〈EAT IN〉/¥1,026〈TAKEOUT〉)
といった、季節感あふれるバリエーションがそろっています。
冬にも続く? まちに育てられる風景
「ここでの手応え次第では、冬に『おでんと熱燗』を出すような、通年型の展開も妄想しています」と笑う市原さん。10年かけて育んできた二子玉川のクラフトビール文化は、今や「場所を育てる力」を備えはじめているようです。
ふたこビールは、「地域に根ざす」という言葉を、スローガンではなく実践として積み重ねてきました。今回のビアテラスは、その歩みの集大成。まちの日常に寄り添う新たな風景がまたひとつ、生まれます。

【FUTAKO BEER TERRACE(フタコ・ビア・テラス)】概要
• 営業期間:2025年5月30日(金)~9月30日(予定)
• 営業時間:11:00~20:00(火曜定休)
• 場所:玉川高島屋S・C南館7階「PARK&TERRACE OSOTO」
• 席数:14席(5テーブル)※屋上内持ち出し可/テイクアウト対応
• 電話:03-3709-3111(内線2558)
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- 名称
- FUTAKO BEER TERRACE(玉川高島屋SC・南館7階PARK&TERRACE OSOTO内)
- 所在地
- 世田谷区玉川3-17-2