11/3(祝・金)二子玉川水辺茶会:現代版「北野大茶会」多摩川と大山道で地域連携も

地域のまちづくり団体「二子玉川エリアマネジメンツ」が11月3日、世田谷区立兵庫島公園で「二子玉川水辺茶会2017」を開催します。

 同団体がこれまでに進めてきた、多摩川とその水辺空間の活用と新たなまちの魅力づくりへの取り組みの一環として、「歴史」と「文化」を感じられる野点(野外における茶会)を世田谷に拠点を置く「アバンギャルド茶会」(主宰 近藤俊太郎)の協力を得て実現するそうです。

 今年4月の「花みず木フェスティバル」をトライアルとし、今回が「本番」の位置付け。コンセプトは「現代版・北野大茶会の復活」。ちょうど430年前の11月に関白太政大臣豊臣秀吉が京都・北野天満宮境内で開いた茶会は、「町人」「農民」などの身分や茶道具の有無を問わず、茶の湯の心を持つ者は誰でも参加できる世紀の茶会だったそう。豊かな自然で季節の移り変わりを感じられ、大正時代には茶屋が立ち並んでいた兵庫島で、自由な発想とスタイルで「喫茶」を楽しむ野点が復活します。

 プロデュースを行う「アバンギャルド茶会」(主宰:近藤俊太郎)が提唱するテーマは「茶会+キャンプ=茶ンピング」。茶室に見立てた「テント」内でお茶を一服できるほか、親子で参加できる茶会やはじめての人も楽しめるワークショップも盛りだくさんです!アウトドアスタイルで楽しむ「抹茶アート」や「コーヒー」も。
     
 また、当日は二子玉川小学校内で開催される「二子玉川大山道フェスティバル」と多摩川対岸の川崎市高津区役所が主催する「二子の渡し体験」と連携し、エリア一帯で江戸時代の大山詣りに思いを馳せることができる初の機会。東京オリンピック2020を見据え、世田谷~二子玉川エリア(大山道、国分寺崖線、多摩川沿岸)で「喫茶の文化」を発信することを見据えた第一歩。11月3日は一日を二子玉川でお過ごしいただだく文化の日としてみては?

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☞プロジェクト概要
【プロジェクト名】二子玉川水辺茶会 2017
【主催】二子玉川エリアマネジメンツ/ アバンギャルド茶会
【共催】世田谷区
【後援】ミズベリング/世田谷区教育委員会(申請中)/国交省京浜河川事務所(申請中)
【協賛】Shi bun no San、株式会社伊藤園、株式会社モンベル(予定)、海老沢畳店
【協力】二子玉川大山みちフェスティバル実行委員会/川崎市高津区役所/キャンプ・アウトドア情報メディア hinata/スターバックス コーヒー ジャパン株式会社
【開催日時】2017年11月3日(祝・金)10時~16時(最終受付:15時30分)
※雨天中止

【会場】世田谷区立兵庫島公園(世田谷区玉川3丁目)
【内容】野点:抹茶茶席=4席、ワークショップ(親子向け、初心者アウトドア向け)、抹茶アート(スポンサーイベント)、粉末コーヒー飲み比べ(スポンサーイベント)など
アウトドア用キャンプ3-4基、畳スペース2-3カ所 ベンチ数基ほか

【目的】
(1)二子玉川兵庫島公園の水辺公共空間利活用の提案 
(2)地域資源と文化の魅力の発信 
(3)大山道と多摩川を核とした二子玉川エリアの文化振興と連携
(4)活動を通じた環境(保全・調和)意識の向上

▼二子玉川エリアマネジメンツ(Facebookページ)
https://www.facebook.com/Futako.Management/

▼イベントページ
アバンギャルド茶会
http://www.ava-cha.com/futako-chakai2017

▼ワークショップなど申込ページ(Peatix)
http://futakomizubechakai2017.peatix.com/

※各茶席の情報や申込方法など、詳細については上記イベントページと別紙イベントフライヤーをご参照ください。

二子玉川水辺茶会フライヤー(表)

二子玉川エリアマネジメンツ

https://www.facebook.com/Futako.Management/

名称
二子玉川 兵庫島公園
所在地
世田谷区玉川玉川3-2-1

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住20年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。最近は生まれ育った西多摩の多摩川および秋川の水辺界隈でもじわりわくわく活動中。

暮らしを起点にした「本当にクリエイティブな社会」のタネを自らのアンテナで見つけ、リアルに伺った物語を記録し続けることがいま、とっても楽しいです!