地域の緑化運動支援「みど*リンク」にNPO法人せたがや水辺デザインネットワーク

東急電鉄が2012年から実施する「みど*リンク」アクションは3月29日、2017年度支援対象の8グループを発表。二子玉川エリアではNPO法人せたがや水辺デザインネットワークによる「みずべみどりとかわのまちアクション」が認定された。

公募によって寄せられた地域の緑化活動の企画の中から、特にすぐれた企画へ支援を行う同アクションは、「みどり」をきっかけとしたまちづくり・コミュニティーづくりを応援する。

審査の上、選出したグループそれぞれの取り組みに対し、企画規模等を勘案し、1グループ10万円から100万円(消費税込み)相当の物品等での支援を行うほか、東急グループのクレジットカード「TOKYU CARD」の会員向けに「乗ってタッチ みど*リンク」を行っており、活動資金の一部はここから拠出される。

2017年度二子玉川エリアで支援が決まった同NPOによる「みずべみどりとかわのまちアクション」は、実のなる苗木、収穫できる野菜の植え付け、収穫物を実際に食べる事を通じた交流会、特定外来種の駆除を含む自然をベースとした緑化デザインと原っぱの整備と管理、および原っぱから二子玉川駅周辺地域の水辺を中心としてコミュニティつくりを目的とする。

支援決定の理由は、地域の小学校をはじめとする教育機関との連携プロジェクトを通して地域交流を図り、次世代に多摩川流域の環境維持を伝える活動を評価されたこと。

1年間の活動については翌年度に開催される「みど*リンク カンファレンス」で報告し、活動で支援を受けた各グループ同士がつながりを深め、学びの場としている。例年の募集開始は10月。

▼詳細は▼
【2017】みずべみどりとかわのまちアクション(みど*リンクアクションサイト)

【2017】みずべみどりとかわのまちアクション(みど*リンクアクションサイト)

http://mido-link.com/2017-futakotamagawa

名称
二子玉川駅周辺
所在地
世田谷区玉川

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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