10/14(日)子ども朗読劇『禎子と千羽鶴』地域の読み聞かせグループが瀬田四丁目旧小坂緑地旧小坂邸にて上演

瀬田四丁目旧小坂緑地は、二子玉川から徒歩20分ほどの国分寺崖線沿いの公園です。
丸子川の下山橋近くの門を入って緑地をぬけた園内に世田谷区の有形文化財にも指定されている元衆議院議員小坂順三さんの邸宅があります。

ここでは、地域で活動する団体が年間を通じていろいろな催しを開催していますが、月に一度、第四火曜日の11時から12時と、第四日曜日の15時から16時に、「読み聞かせ」を行っています。
「読み聞かせ」を行っているのは、『せたぼん・瀬田の本棚』というグループ。このグループは、2011年にこの公園の利活用を地域の団体で話しあっている時に生まれました。発起の時のメンバーは、もともと砧南小学校の保護者で構成された『モーニングスープ』という読み聞かせグループで、小学校の読み聞かせをしていた仲間。現在は、瀬田小学校で読み聞かせをしていた方や、近隣にお住まいで朗読の勉強をされた方なども加わって、定例読み聞かせ以外にも夏の『影絵の夕べ』秋の『講談とお話しの夕べ』などのイベントを行っています。

子ども朗読劇『禎子と千羽鶴』は、元宝塚歌劇団の女優さんで現在は、演出や、ヴォイスワークを指導している登坂倫子さん(登坂さんもモーニングスープのメンバーでした)が、原作者のキャサリン・シュオルツ・ミラーさんの許可を得て、翻訳、脚本にしたものを小中学校などで上演していたもの。2012年の夏に瀬田四丁目旧小坂緑地(当時の名称は瀬田四丁目広場)でも上演し、以来音楽劇や登坂さんの一人語りなど、いろいろな形式で上演時期などを変えながらも、毎年同じ場所で開催されています。

今年は、初めての10月開催。最後にみんなで歌う歌を、KanAsamiが作ってくれました。
地域の子ども達と、読み聞かせのメンバーで作った子ども朗読劇です。静かな国分寺崖線の古民家、おさんぽついでにのぞいてみてください。
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■日時:2018年10月14日(日)15時~16時
■会場:瀬田四丁目旧小坂緑地旧小坂邸
■観覧料:無料
※お申込みも必要ありません
■お問い合わせ:せたぼん・瀬田の本棚事務局080-3007-5413 村上ゆか

今年3月の上演の様子。毎回ラストシーンは当日観に来てくれた小さなお子さんに参加してもらっている。

せたよんフィールドミュージアムホームページ

http://www.re-forest.com/seta4/

名称
瀬田四丁目旧小坂緑地
所在地
世田谷区瀬田4丁目41-21

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で「子どものアトリエ」を始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」という場を開設、「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開。2021年、岡本から玉川4丁目の空き家(通称たまよん)に1年間入居。2023年、「ゆいまあると3つの磁石」近くに建った家に転居、「あめます舎」と名付けて家開きしている。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク所属。