【レポート】二子玉川クリーン作戦・2018年度も無事終了しました!

二子玉川では約20年前から、街のゴミ拾い清掃活動が行われています。現在は毎月第1金曜日9時30分から約30分間、定期的に実施しています。

参加者は地元の世田谷区立二子玉川小学校の生徒(3年生〜6年生)とその関係者(PTAも含む)と、玉川高島屋S・Cや二子玉川ライズのテナント各社、東急電鉄など二子玉川在勤者の方々、玉川警察署や世田谷区など行政職員、地域住民の方々など。多い時は総勢200人もの参加がある活動です。

この活動を主催するのは二子玉川地区交通環境浄化推進協議会。玉川町会(玉川1~4丁目全域)を中心として、1986年から駐輪場の整備に関する活動など交通環境に関するさまざまな取り組みを行ない、現在は「ゾーン30」や「たまチャリルール」など生活道路の安全対策についても取り組んでいます。二子玉川が環境美化推進地区の指定されたことに伴い、クリーンタウン作戦以外にも放置自転車対策など環境美化も行なっています。

2019年3月1日の活動の様子。

直前まで小雨が降っていた本日ですが、開始時間には空も明るくなり、太陽が厚い雲の間から覗きました。河川敷方面、谷川緑道方面、玉川通り沿いハナミズキ広場方面と3つのコースに分かれてゴミ拾い。ゴミ収集用の大きなビニールバッグは、二子玉川ライズドッグプラザ1階の店舗「ルートート ギャラリー」による協賛。そのほかJTや世田谷区などの物品提供をいただいています。

今回は2018年度最後の活動ということで、開始前には二子玉川地区交通環境浄化推進協議会の部会長であり玉川町会の事務局長の中村輝之さんから、参加の二子玉川小6年生へ向けて「これまで4年間、お疲れさまでした。そしてご協力をありがとうございました。小学校を卒業しても、個人の活動として、街の環境美化に関心を持って続けてくれたらうれしいです」と挨拶がありました。

二子玉川兵庫島公園方面でのごみ拾い
この辺りで一番早咲きの河津桜

世田谷区立二子玉川兵庫島公園でごみ拾いを行った同小6年生の関さんと郷上さんは「4年前よりも捨てられているゴミの量が減った」と言い、中学へ進学した後も個人的に続けられることをやりたい、と話してくれました。

また、今回は地域で自発的に多摩川河川敷の清掃活動を続けているDOGsからの参加もありました。主宰者の溝口つばささんは、活動規模の大きさに感心するとともに今後、連携していけたらとのコメントをくださいました。

DOGsの主宰者・溝口さん。手に持っているバッグは「ルートートギャラリー」店からの提供品。

これは、お互いにあまり負担をかけずにちょっとした時間を使って、自分たちの街を自分たちの手で美しく保とう…という街全体の「アクション」。より多くの方々の参加があれば、活動はさらに広がります。ぜひ、出勤前に「ちょこっと清掃」にご参加ください。

次回は4月12日(金)。変則的に第2金曜日となっていますのでご注意ください。9時30分に二子玉川駅近くのケンタッキーフライドチキン店前あたりに集合!基本的に手ぶらでの参加が可能ですが、お持ちでしたら軍手やトングなどご持参ください。

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この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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