東京都市大学 校友会川崎支部の主催する定例講演会です。
どなたでもお気軽にご参加いただけます。
東京都市大学 校友会 川崎支部 定例講演会「日常生活動作を支援する機器の開発」 ~インクルーシブ(包括的)な社会を目指して~
【講演内容】
東京都市大学 工学部 医用工学科 臨床器械工学研究室では、機械および電子(電気)を使用した一歩先の技術の開発、患者、高齢者や障がいを持つ人々へのサポートを目的とした研究を行っています。具体的には「手術用ロボット」「人工臓器」などの医療技術、「車いす」「杖・歩行器」等の生活支援機器の研究です。
生活支援機器では、国際生活機能分類(INTERNATIONAL CLASSIFICATION OF FUNCTIONING, DISABILITY AND HEALTH 略してICF)に基づく日常生活動作の支援機器開発です。国際生活機能分類とは2001年5月、世界保健機関(WHO)総会で採択された障がい・健康に関する分類で「健康状態」「心身機能・構造」「活動」「参加」「環境因子」「個人因子」の関係とその影響をまとめたものです。
健常者やそうでない人(高齢者や障がいを持つ人々)を含むすべての生活者が分け隔てなく、普通に移動したい時に移動でき、使いたい時に使うことができる環境をつくることで、インクルーシブ(包括的)な社会の実現が可能になります。これにより、これまで社会の中で不利な状況に置かれていた人々の個々の活動や社会参加を促すことができ、QOL(生活の質)の向上が望めます。
今回の講演では、現在進めている研究の中から「日常生活動作の支援機器の開発」に関し、「移動支援分野」の開発事例「片手こぎパワーアシスト車いす」「車いすと連結できるパーソナル電動モビリティ」をご紹介します。
◆講師:東京都市大学 工学部 医用工学科 教授 和多田 雅哉 氏
◆参加費:無料(お茶をご用意。当日参加も大歓迎。どなたでもご参加ください。)
開催日時 | 2019/12/21 (土) 14:00 – 15:30 |
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開催場所 | 東京都市大学 二子玉川夢キャンパス |
住所 | 東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス8階 |
アクセス | 東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」下車徒歩1分 |
※会場では、記録・広報のため写真撮影を行う予定です。不都合のある場合は、当日会場にてお申し出ください
- 名称
- 東京都市大学 二子玉川夢キャンパス
- 所在地
- 東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス8階