みきちゃんの水辺観察日記:「春告げ魚」マルタウグイレポート#7 トビゲラ

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3月26日木曜日、晴れ、観察時間12:30、気温17℃

 今日は小学生スタッフとメンテナンスに行きました。

 河川敷のちょうどいい大きさの石を選んで集めて置いておくお仕事にもすっかり手慣れてきました。

 集めて石を山にして、ここから一気に水中の産卵床へ入れて整備します!

 整備作業後、産卵床近くの川底で小学生スタッフが見つけた石。糸のようなもので、いくつかの石同士がしっかりくっついています。これは「トビゲラ」という水中に暮らす昆虫の幼虫が作った巣です。水生昆虫は、魚や他の水辺の生きものたちの大切な食料であり、水質や環境の指標にもなります。

 マルタウグイの姿は今日も見られませんでしたが、マルタを待つ間に豊かな川を支えている、小さな生きものたちのことも少しずつ紹介していきますね。

【最終更新: 2020. 4.1 19:03】

お詫び: 当初、水生昆虫の「カワゲラ」と表記しましたが「トビゲラ」の誤りでした。修正いたします。

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この記事を書いた人

miki

NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク職員。とにかく生きものが大好き!色々な生きものを家に連れて帰っては、家族を戦慄させている。マイブームは二子玉川ライズの多摩川水族館にいる魚たちに話しかけること。地域のインタープリターを目指して目下修行中。