【futakoloco特別割引券付き】静嘉堂文庫美術館が再開「美の競演―静嘉堂の名宝―」6月27日(土)から

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年3月2日から臨時休館・休業していた静嘉堂文庫美術館ですが、緊急事態宣言解除に伴い、6月27日(土)開幕の「美の競演―静嘉堂の名宝―」より再開となります。

 再開にあたっては、感染防止対策のため、入館に際し「美術館再開に当たってのお願い事項」として検温・マスク着用等を呼び掛けています。事前にご確認の上、ご来館ください。

 「美の競演―静嘉堂の名宝―」は、三菱創業150周年となる今年、三菱の第2代社長の岩崎彌之助(1851~1908)、三菱の第4代社長の岩崎小彌太(1879~1945)蒐集の古典籍、東洋の古美術品を所蔵する静嘉堂では、今日に伝えられた絵画や茶道具、陶磁器、漆工芸、彫刻、刀剣などから名品を精選し、前・後期に分けて展観。

 展示室のエントランスでは、岩﨑家が明治から昭和初期にかけて所有した深川別邸(ジョサイア・コンドル設計、跡地は現在の清澄庭園)や麻布鳥居坂の本邸(跡地は現在の国際文化会館)に飾られていた作品が来館者をお迎えします。

 本展は、重要文化財13点、重要美術品8点を含む、各ジャンルを代表する作品から数点ずつを選び、「それぞれが互いの魅力を引き立て合い“競演”する様子を、楽しくご鑑賞いただけるような構成」で、「名宝のたたえる格式ある美、斬新な意匠、卓越した技を堪能いただければ」と同館。

 また、静嘉堂では開館以来、岩﨑家の社会貢献の精神を受継ぎ、わが国で作り出され、あるいは舶載された貴重な文化財を継承してゆくために、美術品の修理事業を行っており、同展では修理を終えて美しく蘇った山水画の屏風や掛幅、仏画や墨跡なども出品しているそうです。

 夏の緑深い季節、自然豊かな世田谷の杜の中の「美の競演」を、再び堪能しに足を運びましょう。同展のフライヤーはこちら(PDFが開きます)。

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名称
静嘉堂文庫美術館
所在地
世田谷区岡本2-23-1

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住20年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。最近は生まれ育った西多摩の多摩川および秋川の水辺界隈でもじわりわくわく活動中。

暮らしを起点にした「本当にクリエイティブな社会」のタネを自らのアンテナで見つけ、リアルに伺った物語を記録し続けることがいま、とっても楽しいです!