9/18~20 多摩川の水辺を人々の憩いと共感の場に「Futako Tamagawa Light It Blue Park」

 

Futako Tamagawa Light It Blue Park ロゴ

【青の光に感謝と祈りを込めて】二子玉川の夜の水辺を青の光で照らし、国道246号橋脚を巨大なキャンバスに。新しい生活様式に則した、地域の人々の憩いと共感の場へ。

 まちづくり団体一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツ」は2020年9月18日~20日、「Futako Tamagawa Light It Blue Park」を開催し、多摩川河川敷の「区立兵庫島公園」一帯を青の光で彩り、新型コロナ感染症の鎮静への祈りと医療・介護従事者等への感謝を地域で共有する機会を創出します。

 また、地元の美術大学や商店街と連携し、多摩川に架かる「新二子橋」(国道246号高架)の橋脚壁面を巨大なキャンバスに見立てアート作品で装飾します。周辺スペースでは地域住民や企業による防災体験プログラムやクラフトマーケット、キッチンカーによる飲食提供を展開。夜の多摩川河川敷を安全に楽しむ憩いの場を演出します。

 多摩川の河川敷は、日が落ちると明かりが少なく人々の往来が減ることから、夜間の安全で安心な水辺空間をつくることは地域の課題でした。さらに、今年4月以降の新型コロナウイルス感染症拡大状況を受けて、多くのイベントや企画が中止となる中で、比較的感染リスクが低いとされる広大な屋外公共空間である多摩川の水辺を最大限に活用し、新しい生活様式に則した地域の人々の交流の場をつくることも、私たちまちづくり団体の大事な役割と考えました。

 イベント名を「Futako Tamagawa Light It Blue Park」と名付け、ウイルス鎮静への祈りと、医療・介護の最前線にあたる方々への感謝の気持ちを示す象徴として「青い光」(#LightItBlue)を用いて水辺一帯を照らします。これにより、現地に来場せずとも近隣の建物や二子玉川駅ホームなどからの眺めで、その思いを共有することができます。

 ほかにも、「公共インフラ(橋)の共感媒体活用」「橋脚アートの発信地」「防犯・防災体験」など、さまざまな試みを織り交ぜました。たくさんのご関心をお寄せいただき、持続的なまちづくり活動への協力と支援の輪をさらに広げることも目標にして実施します。

イベントのイメージ

☞ Futako Tamagawa Light It Blue Park概要

内  容: 兵庫島公園周辺のライトアップ、地元美大生、アーティストによる作品展示
      防災体験/焚き火/飲食/ライブパフォーマンス/物販/河川敷を活用した
      ワークショップなど

日  程: 2020年9月18日(金)〜20日(日) 週末3日間の連日開催 

開催時間: 9/18(金) 16:00 – 21:00 

      9/19(土) 12:00 – 21:00 

      9/20(日) 12:00 – 21:00 

主  催: 一般社団法人 二子玉川エリアマネジメンツ 

後  援: 世田谷区(申請中)

協  賛: 玉川町会、東神開発株式会社、東急株式会社、株式会社東急パワーサプライ

      株式会社ハートス

協  力: 二子玉川ライズ、二子玉川商店街振興組合、多摩美術大学(申請中)、公益財団法人日産厚生会玉川病院、東京ロイヤル株式会社、株式会社枻出版社、Spacenoid Company Inc. 、三菱自動車工業株式会社、TAMAGAWA BREW

 ※この事業は、東京都・(公財)東京観光財団の「ナイトライフ観光振興助成金」を活用して実施しています。

開催場所: 世田谷区立兵庫島公園一帯(世田谷区玉川3-2-1)

イベントコンテンツ:

 ■兵庫島公園一帯のライトアップ

 医療・介護従事者などエッセンシャルワーカーへの感謝を込めた青い光の演出をします

ライトアップエリアの位置図

 ■橋脚アート(国道246号高架・新二子橋橋脚壁面のラッピング装飾)地元の美術大学生やアーティストと連携し、多摩川に架かる新二子橋の橋脚壁面を巨大なメッセージキャンバスと見立て、「人と人をつなぐ架け橋」をテーマとしたアート作品(装飾デザイン)を展示します。

  展示作品①多摩美術大学との連携によるアートワーク 

多摩美術大学大学院美術研究科 デザイン専攻 統合デザイン研究領域修士1年 岡村優華さんによる作品 タイトル:「みんなを繋ぐ心の橋」

  展示作品②フタコハートブリッジ:二子玉川商店街との連携によるマスキングテープアート

  当法人がNPOせたがや水辺デザインネットワークと共催で行っている水辺清掃・整備活動「かわのまちアクション」の参加者約40人で橋脚壁面の落書き消し作業後に、ハートアート作家西村公一氏のディレクションで11のハートを制作しました。西村氏は2016年より二子玉川商店街のイベント「フタコハートストリート」のディレクションを手掛けています。

 futakoloco過去関連記事:地域の人々による作品制作(6月23日)の様子はこちら↓

 【動画リポート】R246橋脚アート実験・ハートアーティスト西村公一さんに聞く|フルタニDの街歩き 

 ■防災体験プログラム

 災害時の広域避難場所に指定されている多摩川河川敷で、震災等に対応する力を備えるため、アウトドアグッズを利用し、多摩川河川敷の間伐材を使用した「薪割り体験」や河川敷にあるものを使って実際に火を起こし、震災等に対応する力を楽しく体験いただきます。

 ■フード&ドリンク、体験会、マーケット、パフォーマンス

 キッチンカー等によるフード&ドリンクの販売、二子玉川ゆかりの方々によるライブパフォーマンス、多摩川関連グッズやオリジナルアウトドアグッズのマーケットなどをお楽しみいただけます。

※このイベントは、政府発表の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(5月25日改正)と東京都策定「事業者向け東京都感染拡大防止ガイドライン~『新しい日常』の定着に向けて~」に基づいた感染防止対策に取り組んで実施します。

※イベント内容は変更の可能性があります。

 

公式ホームページ

Futako Tamagawa Light It Blue Park イベント公式サイト 

一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツ 公式サイト

 

名称
二子玉川兵庫島公園
所在地
東京都世田谷区玉川3-2-1

この記事を書いた人

二子玉川エリアマネジメンツ

二子玉川における持続的なまちづくり活動を進めるエリアメネジメント団体。構成会員は、玉川町会、東神開発、東急。アドバイザーに世田谷区。2019年1月に一般社団法人化、2020年2月に世田谷区初の都市再生推進法人の指定を受けました。

リアルでの活動拠点は「Futako Fun Base」(二子玉川ライズS.C.タウンフロント1階)。二子玉川地域に関わる皆さまやまちづくり活動に興味がある方々にとって、たくさんの楽しさや仲間(Fun&Fan)が生まれるような拠点や土台(Base)を目指しています!