【イベント情報】6/14「ワカタク」in 玉川再び!玉川高島屋限定の創作菓子が続々登場

6月16日は全国和菓子協会制定「和菓子の日」。百貨店玉川タカシマヤでは6月 14 日(水)から20 日(火)まで「WAGASHI~和菓子老舗 若き匠たちの挑戦~」を開催します。

 玉川タカシマヤの催事でもトップクラスの来場者数を誇るという同イベント。通称「ワカタク」=和菓子界の次世代を担う若き匠たちは、全国各地の9軒の老舗和菓子店の若主人9人によって2014年2月に結成された「チーム」。彼らを引き合わせ、チームとして新たな挑戦へと導いたのは、高島屋全店の和菓子を担当するバイヤー・畑 主税(はた・ちから)さん。

 全国約 1,000 軒の和菓子店を歩き、8,000 点以上の菓子を食したという畑さんは、独特の探究心で 和菓子業界で注目されるようになり、お菓子のおもしろさをつづったブログ「和菓子魂」には、数千人のフォロワーがいるそうです。

 そんな畑さんと次代を担う若主人たち「ワカタク」が互いに切磋琢磨し、情報交換し、アイデアを出し合い、伝統の味を紹介しながら、和菓子界に新風をおこそうと日々奮闘中。その「活動の発表の場」として、これまで新宿店、横浜店、新宿店、大阪店、玉川店などで 数々のイベントを開催し、多くのお客様から支持を得てきました。

 今年の玉川タカシマヤでの「活動発表」のテーマは七夕。老舗ならではの伝統の和菓子に加え、「七夕」に思いを寄せて創作した夏の和菓子も登場。この機会にしか食べられない玉川高島屋限定品がズラリと並ぶそう。若き匠たちは、今回はどんな斬新な和菓子を発表してくれるのか!? いまから大注目のイベントです。

 1日(木)から展開中の玉川高島屋S・C「和菓子の日フェア」 と併せて、全館で和菓子を楽しむことができますね♪

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■イベント名:WAGASHI ~和菓子老舗 若き匠たちの挑戦~
■会期:6月 14 日(水)→20 日(火) 10 時~20 時
■会場:玉川高島屋 地階食料品催会場(東京都世田谷区)

=ワカタク(出店)メンバー=
■山形県[乃し梅本舗 佐藤屋]/8代目 佐藤慎太郎氏
江戸末期・文政4年創業。山形で江戸時代から続く「乃し梅」の元祖とされる老舗。大学卒業後、家業を継ぐ決意を固め、京菓子のスタンダードを築き上げた名匠「末富」の門を叩く。最初は断られたものの、懇願の末、山口富蔵氏のもとで5年間修業。銘菓の「乃し梅」のほかに、末富で学んだ技術を活かして、工芸羊羹や生菓子、干菓子など総合的な菓子作りに励んでいる。

■東京都[青柳正家]/3代目 須永 友和 氏
羊羹の老舗として名高く、北海道から沖縄までの全国の羊羹屋が一目置く存在であり、また次代を担う兄貴的存在。幼少の頃より家業を手伝い、跡を継ぐ意志を持ち、京都鶴屋鶴寿庵で修業。職人としての探求心が人一倍強く、藤紫色に輝く、伝統的な美しい羊羹を作り続ける一方で、さまざまな新作を生み出している。

■静岡県[巌邑堂]5代目/ 内田 弘守 氏
治元年創業。浜松で「栗蒸し羊羹」を看板商品に親しまれる老舗。先代までは一切百貨店などには出店せず、支店も持たないことをこだわりとしていた。当初は家業を継ぐ気はなかったものの、頑固な父と向き合ううちに、菓子屋に戻ることを決意し、東京・青梅にある紅梅苑で修業。父の急死を受けて 31 歳の若さで 5 代目を継ぐことになる。海外にも目を向け、シンガポール高島屋での実演販売は大変話題となり、香港やクアラルンプールなどアジアを中心に国際的に活躍し、注目を浴びています。

■岐阜県[田中屋せんべい総本家 ]6 代目/田中 裕介 氏
江戸時代・安政6年創業。手焼きせんべいの老舗。一丁焼きの職人技から生み出されるせんべいは、表面のツヤが見事。 低迷する煎餅業界において、最近ではさまざまな新作を発表し、圧倒的な開発力で注目されている。

■島根県[彩雲堂] 6代目/山口 周平 氏
明治7年創業。畑とともに、京都・金沢・松江の三大菓子処の結束を成した人物。松江を代表する存在として幅広く活躍中。これまでは経営者として活躍していたが、ワカタクのメンバーとの出会いにより、職人の情熱と仕事のすばらしさに触れ、自身も職人となることを決意。2015 年2月の横浜高島屋での催事で、実演販売デビューを果たした。

■石川県[雅風堂]3代目/安田 卓司 氏
昭和 24 年創業。菓子処金沢を含む、石川県の青年部をまとめる若きホープ。生菓子や餅菓子を自作し、県内のみならず、他県との交流の中でさらに視野を広げて実演イベントにも積極的に参加。被災 地へのチャリティ訪問も行っている。

■富山県[引網香月堂]4代目/引網 康博 氏
当代は、菓子屋を継ぐ明確な意志を持たぬままに、千葉の京山の佐々木勝氏のもとで修業。初めて、自分のやりたいことに熱中できたという。修業が明けたあと、更にもう1軒での修業を望み、東京都内の一炉庵にて修業を積む。その後帰郷し、富山県で第一号の、優秀和菓子職に選定される。超絶的な技術によって、花や動物、季節行事にまつわるものまで、お客様のリクエストに即興で応える芸術的な生菓子が、多くのファンを魅了している。

■徳島県[日の出楼]6 代目/松村清一郎 氏
江戸時代・嘉永五年(1852 年)創業。阿波踊りの歌詞の中にも登場する老舗。 銘菓「和布羊羹」で知られ、羊羹コレクションにも出品するほか、地元名産の 「ももいちご」を使用したイチゴ大福も大好評。

■愛知県[亀屋芳広]3代目/花井芳太朗 氏
昭和二十四年(1949年)創業。 尾張銘菓をはじめ、伝統的な技法とこだわり、洗練された味わいの銘菓を製造する。和菓子「現代の名工」である祖父と洋菓子職人の父を持つ三代目の独特な感性が光る。

■東京都[中央軒煎餅]3代目/山田 宗・学 氏
昭和三十八年(1963)創業 。化学調味料に頼らず、素材本来のおいしさを、あられ・おかきで伝えることに兄弟で挑戦。4 モットーは「こだわりの一粒からあふれる笑顔へ」。

■栃木県[高林堂]3 代目/和氣 康匡 氏
明治十八年(1885)創業。 修行から戻ってすぐに看板商品の「宮のかりまん」を開発して大ヒット。独特のセンスでさまざまな素材に取り組みながら、あくまでもあんこを押し出したいという情熱の持ち主。

▶七夕×ワカタク~和菓子と器の競演~
「七夕」を詠んだ、季節菓子の競演。七夕に思いを寄せた夏の創作菓子を創作しました。

▶七夕の創作和菓子 ※すべて玉川高島屋限定
▶七夕のイメージで創作した「七夕もち」※すべて玉川高島屋限定
▶~イートイン~「ワカタク茶屋」 ~匠の味をイートインでお楽しみください~
6/14(水)→16(金): 各日午前 10 時~午後 8 時 ラストオーダー午後 7 時
6/17(土)→20(火):各日午前 10 時~午後 5 時 ラストオーダー午後 4 時 30 分

①オーダー和菓子
ワカタクがお客様のリクエストやイメージをお聞きし、その場で和菓子を創作いたします。 目の前で生菓子を作る姿もご覧いただけます。※人物の顔や肖像権・著作権を侵害する恐れのあるキャラクターデザインなどのお作りは できかねますが、それ以外ならなんでも OK! むちゃぶり、お待ちしてます!

②和菓子職人がそれぞれ趣向を凝らして作った「イートイン menu」=
■『青柳正家』 あんず氷(写真)
■『のし梅本舗 佐藤屋』 乃し梅氷
■『田中屋せんべい総本家』 甘酒
■『しろ平老舗』酒粕の冷やし白玉(生姜ジュレ添え)
■他にも多彩なかき氷をご紹介いたします。
※時間によってご提供できないメニューがございます。

③日が暮れたら・・・ちょっとお酒も!=
6月 17 日(土)→19 日(月)限定 午後6時から!
『慎太郎‘S BAR』へチェンジ!
山形「乃し梅本舗 佐藤屋」の8代目、佐藤慎太郎氏が、 銘酒と和菓子のマリアージュをご提案します。

※以上、玉川高島屋プレスリリースより転載

和菓子界の次世代を担う若き匠たち

WAGASHI ~和菓子老舗 若き匠たちの挑戦~(玉川タカシマヤ特設サイト)

https://www.takashimaya.co.jp/tamagawa/wakataku/index.html

名称
玉川高島屋S・C
所在地
世田谷区玉川3-17-1

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住20年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。最近は生まれ育った西多摩の多摩川および秋川の水辺界隈でもじわりわくわく活動中。

暮らしを起点にした「本当にクリエイティブな社会」のタネを自らのアンテナで見つけ、リアルに伺った物語を記録し続けることがいま、とっても楽しいです!