どうぞのごはん♯43~雨の日の米粉パンケーキ~

 雨で、「マルタウグイの産卵環境づくり」が中止になりました。天候不良で活動が中止になるのはよくあります。だいたい、当日の朝、中止判断をします。急にお休みになって、朝から、あれやこれやたまっているおうち仕事などやろう!と思うのですが、たいてい何もしないで夜になります。
 
 お昼過ぎに、次女と一緒にご近所の猫のお世話をしに行きました。次女は社会人1年生。一緒には住んでいないので、たまに会社が休みの土日に一緒にご飯を食べたりします。せっかくなので「猫カフェ」風にのんびりしようと思って、「米粉パンケーキ」を焼いてみました。

ふんわり焼けた!

 パンケーキを焼きながら、次女とたわいもない話しをしました。それは、思い出せないくらいなので、どうでもいい話だったのかな。
子どもたちが小さい頃は、なんだかいつも追われているようだったなあ、と思います。今思うと、なんであんな風に切羽詰まった気持ちになったのだろう、と不思議に思うけれど、いつもなんだか追われているような感じがしていました。時間が、自分の思うように、自分のためには使うことができず、子どもたちの予定で動かなくてはいけなかったからかもしれません。

冷凍ベリーや、ジャムを一緒に

 そして、「ママ、ママ」と口癖のように呼ぶ娘たち。私がほったらかしにしたら、この子たちは死んじゃうかもしれない、という重圧。ご飯を食べさせなくちゃ、公園に連れて行かなくちゃ、今、これをやってあげないと手遅れになるのでは?そういう勝手な自分の思いに追いかけられていたのかな。
 最近、月に何度か、喜多見9丁目のおでかけひろばFukufukuのお手伝いをさせてもらっているのですが、そこで、小さな子どもとそのお母さんたちと一緒にいると、あのとき、もっともっとのんびり楽しめたらよかったなあ、と思うことがよくあります。何をしなくたって、ニコニコ一緒にいてあげたらよかっただけだったのにな。今の私だったら、もっと娘たちと楽しく過ごせたんじゃないのかなあ、とか。

ベリーをいっしょに焼きこんでみた

Fukufukuにお弁当を持っていくのを忘れた時、まだ家にいた長女に「食べて」と電話をしたら、届けてくれたことがありました。お弁当を持ってきてくれた時、おでかけひろばの床にコロンと転がって笑っていた赤ちゃんを見た長女、「ママって、私がこんな赤ちゃんで、こんなかわいかった時を知ってるんだよねえ」と笑っていました。

ほんとに、ただ、元気でそこにいてくれたらそれでいいんだものね。

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◆米粉パンケーキ
▶米粉 200g(1カップ半)
▶さとう 60g(半カップ)
▶卵 2個
▶ベーキングパウダー 小さじ2
▶サラダ油 大さじ2
▶豆乳 150cc~とろっとするぐらい。

全部混ぜて、フライパンで弱火で両面を焼きます。お玉でフライパンに流して、表面にぷつぷつ穴が開いてきたらひっくり返します。

鉄のフライパンで焼きました
始めて作ってみたので、私が唱えるのを次女がレシピカードに書いてくれました。
オマケ:トルティーヤ。今日のお昼ご飯に使うはずだった野菜たちを載せてみた
オマケ2:2000年4月9日。長女7歳・次女3歳

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この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で「子どものアトリエ」を始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」という場を開設、「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開。2021年、岡本から玉川4丁目の空き家(通称たまよん)に1年間入居。2023年、「ゆいまあると3つの磁石」近くに建った家に転居、「あめます舎」と名付けて家開きしている。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク所属。