川さんぽ♯13 多摩川漁協砧支部長品川さんに会ってきた!

ひさしぶりに、みきちゃんと待ち合わせて、多摩川本流へ。

マルタの桜の前で、土手下を行くみきちゃん発見。下で合流。
土手の上から川を見ると、ブルドーザーやトラックが。ばっくりえぐられたところに補修が入っている様子。
河川敷にはノイバラがたくさん咲いていた。
ノイバラ
ラグビー場のあたりにばっくり空いた穴を埋めている様子。9月13日に延期開催予定の「宇奈根の渡し」、それまでには綺麗になっているかもな~。
チョコレートのようなのでだれが呼んだか「板チョコ護岸」昨年まで、ここでマルタウグイの産卵床を作っていた。
対岸の川崎の方にもたくさんの工事車両が見えます。
多摩川漁協砧支部長の品川守さん。奥さまお手製の豆絞りのマスク姿で。

「この辺にいつもいるからよ~」ということで、多摩川漁協砧支部長の品川さんに会いにきたのでした。「多摩川漁協」の帽子をかぶった方が何人か腰かけていらっしゃいましたが、すぐに品川さんを発見!

鮎の季節もやってくるということで、漁協のみなさんで、多摩川を見守ってくださっています。このへんは、30センチくらいの大きなボラがキラキラ光りながら、たくさん泳いでいました。「ボラは何をしにきているんですか?」とみきちゃん。「ボラはよ、コケを食べてるんだよ」と品川さん。ボラは、頭がいいのでなかなか捕まらないそうです。汽水域(海と川の混ざっているところ)近くにいるというボラ。ここにいるのは、もう大人のボラだそうで、海に帰っていくとのことです。多摩川のコケ、おいしいのかなあ?

「コクチ(バス)や、オオグチ(バス)もいっぱいいるぞ。あいつらはすぐ捕まる」バスは捕まえたら東京都に報告するそうです。コクチモオオグチも侵略的外来種として特定外来生物に指定されています。他のお魚たちをみんな食べてしまうんですね。

「これは俺が考えたんだ。こうやって止めると、耳が痛くない。」(お~参考にしたい。)
マスクの裏地もかわいかったので撮らせてもらいました・・・。素敵な手作りマスク!

 この日は、朝3時半に起きて、上流で鮎の放流をしてきたと。6月に入ると、鮎が来るので、もう少し上流の東名の下あたりに行かれるそうです。「なんかあったらいつでもこい」と嬉しいお言葉をいただきました。

 新型コロナウィルス感染拡大防止のための緊急事態宣言は解除されましたが、どういうふるまいをしたらいいのか、まだまだ分からないことだらけ。それでも季節は移り、水辺あそびのシーズン。どうしたら、まちの子どもたちに川の楽しさを伝えられるのかなあ、川を好きになってもらえるのかなあ、と日々考えながら過ごしています。

 そんなとき、河川敷で、この多摩川を何十年も見守ってくださっている方に会い、ああ、好きっていいなあ、って、ただ思いました。

アカツメクサもまだたくさん咲いていました。

~好きな生きものは何ですか?~

私は、「人」が好きです。

名称
世田谷区宇奈根1丁目地先
所在地
世田谷区宇奈根1丁目

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で「子どものアトリエ」を始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」という場を開設、「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開。2021年、岡本から玉川4丁目の空き家(通称たまよん)に1年間入居。2023年、「ゆいまあると3つの磁石」近くに建った家に転居、「あめます舎」と名付けて家開きしている。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク所属。