玉川4丁目に「BUTTINGHAUS JIRO」老舗ハム工房のレストランBAR &対面販売も

8月末、二子玉川小学校近くの「くるみちゃん通り」沿い住宅街にある一軒家の1階に「BUTTINGHAUS JIRO」(玉川4-14-7)がオープンしました。落ち着いた色調の外観、3階建ての1階部分に開放的なデッキスペースを設えた同店は、周囲の雰囲気に調和しています。

同店オーナーの矢島二郎さん(左、『ハム工房ジロー』代表取締役)と矢島大輔さん。

 
 同店は「最高級オーガニックハムのコンセプトショップ」。約100年前の1925(大正14)年に茅ヶ崎で創業以来、「添加物に頼らないハム造り」を続けてきた「ハム工房ジロー」が開きました。コンセプトは「お肉を中心に仲間が集い、語り、祝う交流の場=Restaurant Bar」。

 店内にはカウンター3席、テーブル席8席。店外の木製デッキのテラスにはソファー席が全9席。店内は終日禁煙ですが、テラス席は喫煙可能でペット同伴もできます。

 

テラス席。喫煙可能、ペット同伴もOK。

 茅ヶ崎に製造工房を持ちながらも、二子玉川の地で飲食店に「挑戦」した理由は、長年にわたる玉川高島屋での催事出展による、お客さまとのつながり。同店商品は二子玉川エリアからの注文が圧倒的に多いそうで、催事のたびに訪れてくれる方々と「もっと交流できるような場を作りたかった」と「ハム工房ジロー」の矢島二郎社長。

ドイツの伝統的なハム製法について語ってくださった矢島二郎社長

 ランチメニューは「ホットドッグ」(単品700円〜)、「ミルフィーユハムサンドプレート」(1,200円、サラダ・スープ・コーヒー付き)、「コンビーフサンドプレート」(1,300円、同)など。Bartimeメニューには一皿料理「ポークたんスモーク」(500円)、「ロースハムステーキ」(600円)、「和牛コンビーフユッケ」(1,000円)、「ハム盛り合わせ」(1,000円)などのほか、「和牛ローストビーフ丼」(2,800円)、「アイスバインポトフ」(800円)なども用意。

 ドリンクも生ビール 「YEBISU」(580円、樽生中)やワイン(グラス赤700円〜、グラス白650円〜)のほかカクテル、サワー、ウイスキー、ソフトドリンク各種を揃えています。

ランチプレート「BJ ミックスサンド」1250円


 また、店内には冷蔵ショーケースを設置し、ハムの切り売りも行っています。ドリンクのテイクアウトも。

 同店の矢島大輔マネージャーは「地域の方々のお力添えとアドバイスにより、やっと開店にこぎ着けた。当工房の新しい挑戦となるレストラン運営ですが、一緒に末永く育てていただけるような店づくりができたら」と話します。今後、地元クラフトビールや、地域のさまざまなブランドとのコラボレーションを生み出すことにも意欲を見せ、「今はまだ余裕を持ちづらい時期ではあるが、いずれやりたいことがたくさんあってワクワクしています」とも。

 地域の人々の生活に根付き、交流が芽生えそこから「二子玉川名産品」が生まれる…そんな素敵なストーリーの誕生を二子玉川まちメディアとしてfutakoloco も応援したい!と思いました。

【店舗概要】
営業時間:
Lunch time 11:00-14:00
Tea time 14:00-17:00
Bar time 17:00-LAST
物販 11:00-LAST

休業日:
月曜、年末年始

住所:
世田谷区玉川4-14-17

電話:
03-6881-2341

名称
BUTTINGHAUS JIRO
所在地
世田谷区玉川4-14-17

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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