【二子玉川かわのまちアクションレポート#1:多摩川河川敷現地状況について】

(この記事は一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツの公式サイトに掲載されたコンテンツの転載です)

10月13日に襲来した台風19号は、二子玉川エリアにも大きな被害を出しました。また、2週間後の25日に再び大雨があり、各方面で復旧作業へ大きなダメージを与えています。

■参考資料:台風第19号に伴う区内の被害状況等についておしらせします(令和元年10月31日 9時掲載、世田谷区公式サイト)

多摩川河川敷では現在、立ち入りが危険な箇所の把握や衛生面の安全確認など、河川の管理者による調査が行われている途中であり、復旧作業計画の策定中です。市民の通常通りの安全な活動を確保できるとは言い難い状況にあります。

そこで、二子玉川エリアマネジメンツは10月30日(水)午後、世田谷区公園緑地課、街づくり課、玉川公園管理事務所およびNPO法人せたがや水辺デザインネットワークと一緒に、世田谷区立兵庫島公園を中心に多摩川・野川河川敷の現状確認を実施しました。

かわのまちアクション(※)を始め、二子玉川の水辺を大切なフィールドとしてさまざまな活動を行っている当法人として、河川管理者とともに現地を実際に確認することで現状を正しく理解し、その情報を適切にできるかぎりタイムリーに地域へ発信し、市民の皆さまに現状を共有いただくことで一日も早い復旧の一助となるべく、当日の様子をレポートすることにしました。

今後も引き続き、現地の復旧の様子や行政による復旧計画の公表などの情報をお伝えしていきますので、ご関心をいただき、周知にご協力をいただければ幸いです。

※「かわのまちアクション」は(一社)二子玉川エリアマネジメンツの公益還元活動です。2016年より、二子玉川の自然資産である多摩川と水辺環境の保全と安全利用の意識を普及・啓発することを目的に、玉川の在来魚マルタウグイの産卵環境づくり(3月)や地域の子どもたちが水辺観察の授業などで利用する野川親水護岸の整備(6月、11月)のほか、国道246号線の高架(新二子橋)橋脚の落書き消しと利活用提案などを定期的に行っています。

■世田谷区による被災者支援情報などの一覧(世田谷区公式サイト緊急情報ページ)

10/30 現地調査の様子: 兵庫島公園入口
10/30 現地調査の様子
10/30 現地調査の様子: 兵庫島の丘上は現在立ち入りができません
10/30 現地調査の様子: ひょうたん池沿道は埋まってしまっています
10/30 現地調査の様子
10/30 現地調査の様子
10/30 現地調査の様子: 親水路は砂で埋まっています
10/30 現地調査の様子: かわのまちアクションで整備をしている野川ベース
10/30 現地調査の様子: 野川ベース
10/30 現地調査の様子: 野川ベースの親水護岸。土砂で埋まっています
10/30 現地調査の様子: 野川ベースの親水護岸
10/30 現地調査の様子: 野川ベースの親水護岸。倒木の危険。木陰の保全が必要です。
10/30 現地調査の様子: 河川敷の休憩所「かわや」さんがあった場所です

名称
二子玉川兵庫島公園
所在地
世田谷区玉川3-2

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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