二子玉川郷土史会が台風19号の被害をまとめた冊子「二子玉川2019水害の記憶」制作

 「二子玉川郷土史会」(会長:原佳子)は3月31日、昨年10月に発生した台風19号の被害をまとめた冊子「二子玉川2019水害の記憶」をホームページで公表しました。

 二子玉川郷土史会は、「川と町と暮らしに関するあらゆることを楽しく語り合い、未来につながる歴史『未来史』を創り出そう」というモットーを掲げて活動している有志のグループです。

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 郷土・二子玉川の歴史を学ぶ中で、郷土の土台である多摩川の洪水や利水の歴史などへと研究の範囲を拡げています。昨秋発生し流域に大きな被害をもたらした台風19号では、地域内でも浸水が発生したことを受け、「街の記憶や郷土史家としての記憶を整理し、記録することで将来に伝えたい知恵や提言もまとめておくことは会の使命」とし、同冊子をまとめたそうです。

 制作にあたった同会メンバーは「冊子は二子玉川(玉川1~4丁目)にお住まいの方にむけて作成されたものであり、現在そして将来、街にお住いの方々にお目通しいただければと思います。作成に当たっては地域の方々のご協力をいただきありがとうございました」と話します。

 二子玉川エリア内をフィールドに設定されたレポートですが、多摩川流域あるいは水害の起こりうる地域の方々にとって有益な記録・史料です。ぜひご一読ください。

冊子名:二子玉川2019水害の記憶(PDFはこちら

『二子玉川2019水害の記憶』PDFへ飛びます(QRコード)

 

 

 

 

 

 

制作:二子玉川郷土史会 二子玉川2019水害の記憶委員会

ページ数:30ページ

発行日:2020年3月31日

問い合わせ先:二子玉川郷土史会

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この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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